今回のキャンプ場レポートでは、言わずと知れた(?)山梨県の有名なキャンプ場「道志の森キャンプ場」をご紹介!
以前からよくInstagramなどで素敵な写真、風景を見かけていて、いつかは行ってみたいな〜と思っていたところ、関東方面の友人とグルキャンする予定ができたので、「あそこに行ってみたい!」と図々しくもリクエストさせていただきました(笑)
事前情報まったく無しでリクエストしてしまったので、友人から教えられるまで「完全フリーサイト」で予約の仕組みがないことなど、何も分からないまま向かうところでした・・・危ない危ない。
そういった方のためにも!?是非、この「道志の森キャンプ場」の素敵なところや、ちょっと気をつけるところなどを紹介させていただこうと思います!
道志の森キャンプ場とは?
「道志の森キャンプ場」は、山梨県は道志村にあるキャンプ場です。
何よりその特徴は、キャンプ場全体が区画のない “完全フリーサイト” となっており、川沿いのサイトや木々に囲まれた林間サイトなど、自然をそのまま利用できる自由奔放なキャンプ場となっています!
こじんまりとしたエリアでソロキャンプを満喫するもよし、大きめのエリアに複数テントを立ててソログルキャンを行うもよし、工夫次第で様々なスタイルのキャンプを楽しめます。
いかんせん自由奔放なフリーサイト制が故に、キャンパーのモラルを問われる仕組みであるとも言えますので、繁忙期や週末はお互いにマナーを守りながら、エリアを広く使いすぎないように協力し合うといった姿勢も必要になります。
最新の料金は公式サイトでご確認いただければと思いますが、2022年10月の段階では1人800円、自動車1台1,000円といった単位での支払いになります。区画サイトではないことから、うまく利用できれば格安でキャンプが楽しめそうですね!
ちなみにこの利用料金ですが、まずはサイトを確保してから、管理棟に受付に行くという順番が推奨されています。もし管理棟に行くのを忘れたり遅れたりしてしまった場合でもスタッフさんが見回りに来てくれるのですが、その場合は料金が少し割高になってしまいますので、ご自身で管理棟に行けるようにしましょう。(お酒飲む前にね!)
参考までに、こちらの看板が「道志の森キャンプ場」の入場口になります。
左に行くとサイトの中を進んでいくことができるので、好みの場所を探すなら左に行きましょう!直進すると管理棟の方に進むことができます。
初めての方は「ん?これ進んでいいのか?」と思うくらい、サイト同士の間を縫って進んでいくことになりますがここではそれがフツーですので安心してください(笑)
道志の森キャンプ場の設備
かなり自然に溢れたフリーサイトということで、初心者の方は少し心配になることもあるかもしれませんが、キャンプを快適に楽しむための設備もいろいろ準備されているのでご安心ください!
まず上の写真が道志の森キャンプ場のマップなのですが、各地にトイレや水場が用意されています。とはいえ、そもそもこのキャンプ場がとても広大な敷地面積になっていますので、トイレが心配な方やお子様連れの方は、なるべくトイレや水場が近いエリアに設営することをオススメします。
先ほどのマップで見ると、左下に位置するエリア(現在地となっているところ)の水場とトイレの様子です。
お手洗いは思ったより綺麗で安心しました!(ひどい
注意点としてはトイレットペーパーが備え付けではありませんので、持ち込むか管理棟で購入するようにしましょう。選んだサイトによっては管理棟までかなり距離があるので、受付をしにいくタイミングで何か足りないものはないか、薪はどうするのかなど決めて置けるといいですね!
こちらは水場・洗い場。残念ながらお湯は出ませんが、綺麗な洗い場です。ここは屋根付きだったので安心ですが、場所によっては屋根のない水場も見受けられましたので、天気が心配な場合はそういった点も踏まえて場所選びをすると良いかもしれません。
また「道志の森キャンプ場」ではゴミはすべて持ち帰ることがルールとなりますので、しっかりその準備をして向かうようにしましょう!
こちらはマップでいうと真ん中左下、管理棟の左下あたりに位置するトイレです。アイスの自販機があったのにはビックリ!
先ほどのトイレと同じ場所に設置されているコインシャワー。乾燥機もありますね!
コインシャワーのさらに隣にあります水場・洗い場です。こちらもしっかり屋根がついているので、天候が崩れたとしても安心です!ここには自販機もありました。
こちらが管理棟です。距離感があまり分からなかったので、ボクは南側のサイトからずっと歩いてみたのですが、結構遠かったです(笑)テント設営したら早々とアルコール飲みたくなってしまいますが、可能であれば先に受付や必要なものを購入するためにクルマで来ちゃった方が楽ちんかも?
管理棟内、受付はもちろんですが売店も併設しており、キャンプで忘れがちな調味料やガス、炭や薪を買うことができるようになっていました。薪も針葉樹と広葉樹それぞれ用意されていますね!
道志の森キャンプ場のサイト
さて、道志の森キャンプ場の設備が大まかにご紹介できたところで、ここからはサイトの様子をお見せしていこうと思います!
・・・と言っても、最初にご紹介した通り「キャンプ場全体がフリーサイト」なので、サイト名もなければ境界線もありません(笑)ですので、キャンプ場サイト全体がどんな雰囲気なのかをお伝えできれば幸いです。
今回、我々がサイトとして利用したのはこんな感じのスペースでした。人気の川沿いではなく、どちらかというと斜面側の落ち着いたエリア。川の音もほどほどに聞こえ、人や車の往来もなかったのでリラックスして過ごすことができました!
管理棟に向かって伸びる道。その両脇にもスペースがあるので、テントを貼ることが可能です。
やはり皆さん癒しを求めているのか、こういった川沿いのエリアが人気の様子でした!
川の流れを目の前にキャンプ・・・最高です。強いていえば川を挟んだ反対側のエリアの人と向かい合わせになるのが難点ですかね?笑
道志の森キャンプ場、買い出し事情
では最後の項目にはなりますが、道志の森キャンプ場を利用する際の買い出し事情についてご紹介します!
道志村は自然豊かな奥地になりますので、当然のことながら買い出しは楽ちんではありません。最寄りのコンビニにも約25分かかります・・・。
しかし!そんな買い出し事情の強い味方が上の写真のこちら!「道の駅どうし」です。
こちらの「道の駅どうし」は、道志の森キャンプ場から10分以内で着いてしまう超近場!お食事処もありますし、この日はツーリングの方々が多く休憩に利用していらっしゃいました。
地元の新鮮なお野菜や・・・
山梨の郷土料理でもある「ほうとう」のお土産はもちろんですが・・・
さすが多くのキャンプ場が存在するエリア!なんと道の駅にキャンプで必要になりがちな道具が様々販売されていました!
調味料とかって、忘れたり少なくなってたりするので、こういう場所で買えるのは助かりますよねぇ・・・。
なんだかんだ必要になる日用品も、このように手に入れることが可能です!これはもうこの辺りに住んでいる人に向けたものなのかな・・・?(笑)
もちろん飲料水やアルコールも購入可能です!
子どもたちのため・・・いや、むしろ大人のため?のお菓子売り場も充実していました。
ということで、生肉や生魚は手に入りませんが、それ以外で必要そうなものはある程度揃えられる様子でしたので、万が一の時は是非この「道の駅どうし」に立ち寄ってみてください!
道志の森キャンプ場、まとめ
さて、当サイトでは初めてご紹介する山梨県「道志の森キャンプ場」いかがでしたか?今回ちょっとした遠征ではありましたが、前から行ってみたかったキャンプ場に泊まり、そしてそれをレポートすることができてとても嬉しく思います!
道志の森キャンプ場の特徴といえば、やはり「キャンプ場全体がフリーサイト」であること。今回はここをよく利用する先輩方と一緒だったので良かったのですが、受付の仕組みやマナーなど、いつものオートキャンプ場とは違った体験が新鮮でした。もし自信がない、不安だな〜と思う方は、是非経験者または一緒に失敗できる仲間(笑)と計画してみてください。
緑も豊かで涼しく、川の音を楽しみながらキャンプらしいキャンプが楽しめるキャンプ場であることに間違いありません!東海方面の方にしか伝わらないと思いますが、自然の様子や全体的なイメージは「ひるがの高原キャンプ場」が一番近いと思います。
この記事が、初めて「道志の森キャンプ場」を利用する方の少しでも手助けになれば嬉しいです!最後までお読みいただき本当にありがとうございました。