[レビュー] オガワ Ogawa ステイシーファルダ – これは究極のおすすめソロ用テントだ!

読者の皆さん、こんにちわ!ミケ犬です。

今回は個人的にず〜〜〜〜〜〜っと気になっていたテント、その2023年の新作である「オガワ ステイシー ファルダ」のレビューをお届けします!

ずっと気になっていた、というのは、こちら「ステイシー ファルダ」は以前より販売されているオガワのテント「ステイシーST-II」の新作に当たり、いくつかのアップデート・進化が詰まったものなのです。ST-IIの頃から悩んではいたのですが、”スカートが付いていない” というところだけずっと気掛かりで一歩踏み出せずにいました。

 
ミケ犬
テント下部からの冷気や風、虫の侵入を防いでくれるスカートは、個人的に結構重要だったりしたのよね。
 
そんな中、オガワの新作ラインナップの中に「ステイシー ファルダ」を見つけた時には感激!ユーザーからの声に応えて、ステイシーにスカートを装着したというじゃないですか!
ということで、発売日には迷わず近所のキャンプショップに駆け込み、無事購入。先日ソロキャンにて初張りすることができましたので、設営方法を交えてレビューしていこうと思います。
なお、後日購入にしたステイシー20周年記念のソロインナー「ステイシーインナー 1人用」のレビューは、別記事で紹介していますので、是非そちらもご覧くださいʕ•̀ω•́ʔ✧
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オガワ ステイシー ファルダとは?

出典: CAMPAL JAPAN

今回ご紹介するオガワのテント「ステイシー ファルダ」について、改めてご説明しましょう!

「ステイシー ファルダ」は、2023年に発売されたオガワの新作テントです。ソロキャンパーから絶大な人気を誇るオガワのロングセラー「ステイシーST-II」をベースに、ユーザーから要望の多かったスカートを装着。そして前室両サイドにッシュ窓を装備するなどして、オールシーズン使える超優秀なコンパクトテントとして進化しました。

価格は税込59,400円(2023年5月時点)、付属品込みで重量は約4.5kg。公式ページでは2-3人用として紹介されており、大人2人、または小さなお子さん1人と大人2人までを想定したサイズ感となっています。

しかし、なんだかんだ荷物の設置場所や、悪天候の中で前室内に篭ることを考えたりすると、ソロキャンプ用のテントとして考えるのが最適な使い方だと思われます。

 
ミケ犬
大人1人がくつろぐのに十分過ぎる広い前室や、付属してくる広いインナーテント。その絶妙なサイズ感とバランスの良さが人気のヒミツだね!

なぜステイシー ファルダを買ったのか?

出典: CAMPAL JAPAN

ボクが今回なぜステイシー ファルダを購入したかというと、「コンパクト」かつ「雨でも使える」の2点を重視したソロテントが欲しかったからです。

この記事を書いている時点で、ミケ犬がソロキャンプでよく使用しているテントは、テンマクデザイン「サーカスTC DX」と、サバティカル「モーニンググローリーTC」の2点。いずれもTC幕であり、かつソロには贅沢すぎる大きさのテントですね。

 
ミケ犬
この2つは、暖房器具や薪ストーブを想定した秋冬キャンプも視野に入れて購入したんだったね!
どちらも非常に使いやすく、素晴らしいテントであることは間違い無いのですが、様々なキャンプ場に行くにつれて「クルマを横付けできないいサイトでも苦にならない、コンパクトなテントが欲しいなぁ」と思うようになりました。
また、どうしてもTC幕だと一度濡れたら乾きにくい、という性質もあったので、同時に「雨予報でも行く気になれるテントが欲しい!」とも思うようになったのです。
候補として、パップテントや小さいティピーテントなども検討してみたものの、自分の体格やキャンプでの過ごし方を考えると、ちょっと小さい。雨キャンになれば、テント内で過ごすことになるので余計にサイズ感に慎重になってしまう・・・。
そんな中、地元のオガワ直営店でステイシーST-IIを見て、「コレ良いんじゃね!?」となったのが、最初の出会いでした。
 
ミケ犬
初めてステイシーST-IIの中に入って、前室に座ってみたりしたときのピッタリ感は、今でも忘れられない!

ステイシー ファルダの設営・張り方

ではここから、ステイシー ファルダの設営方法、張り方を簡単に振り返っていきます。あくまで簡単に流れを紹介するだけですので、実際に購入される方はキチンと説明書を読んでくださいね!

写真は収納状態ですが、本当にコンパクト。(なんか比較できるものと一緒に撮ればよかった・・・汗)

内容物はいたってシンプル。フライシートやインナーテント、ロープにペグ、説明書などが一式入っています。

今回は雨キャン用のテントとして使うことも想定しているので、別売りのPVCマルチシートも購入しました。

耐水圧10,000mm以上を誇るため、悪天候のキャンプでも安心して使える。はず。

まずはPVCマルチシートで場所を決めて、インナーテントを広げます。これである程度サイズ感も分かるので楽ちんですね!

Y字になっているポールは後で使うので、直線になっている2本のポールを使ってインナーテントを立ち上げていきます。

余談ですが、純正のPVCマルチシートはポール接続部の先端に引っ掛けられるようになっています!感動。おかげで、ちょっとやそっと動かしただけではシートとテントがズレることはなさそうです。

Y字型フレームの2本になっている方がフロント側、1本になっている方をテント後方のベルトに接続し固定します。

このあと、インナーテントおよびポールに被せるようにしてフライシートをかけていくのですが、個人的にはこの時点で場所を決めてペグ打ちしてしまうのがオススメです!

というのも、テント自体が軽いのでフライシートを被せようにもポールがたわんで手間がかかったんですよね・・・(え、ボクが下手なだけ?

なお、インナーテント頂点部にあるフックは、このようにY字型フレームに接続するのが本来の姿になりますので、お忘れなきよう!

ペグ打ちした状態であれば、フライシートを被せるのもスムーズ。ボク的にはテント後方から被せていくのがやりやすかったです!

ポールそれぞれに数箇所ベルクロで固定する設計になっていますので、これもしっかり留めておきましょう!もちろん後方のポールにもあるので、忘れないでくださいね。

すべてのベルクロを留めたら、テントの張りを出すために各ベルトを絞っていきます。一箇所に偏らないように注意!

はい!これでほぼ完成です!このあと強風対策のためにロープを取り付けていくのですが、写真を撮り忘れたのでご容赦ください(笑)

ステイシー ファルダの特徴

お待たせしました!ここからはステイシー ファルダの特徴、オススメポイントを紹介していきます。

何よりまず最初に・・・このスタイルとレイアウトの感じ、最高ですね〜。

前室はフルクローズはもちろん、このようにフルオープンにすることができます。前面のシートを立ち上げてキャノピーのようにすることもできますが、今回はポールを持っていなかったのでお見せすることができませんでした(涙)

そんなステイシーシリーズの特徴でもある前室が広々としているおかげで、ソロキャンプに必要な荷物をほぼ全てレイアウトすることができました。高さの関係からも、ロースタイル、地べた・お座敷スタイルが合いそうですね!

こちらがステイシーST-IIからの進化の一つ、前室のメッシュ窓です!

雨キャンプや寒い季節の換気に活躍しそうなのはもちろんですが、ここを開けることで自然の光を入れることができるので、テント内に篭る場合でも閉鎖感を極力減らせそうで嬉しい限りです。

噂には聞いていましたが、これには改めて感動しましたね!

前室の両サイドを開放する際、ジッパー部分とシートが連結しているので、余ったシートがバタバタすることもなく、綺麗にまとめることができます。よく考えたなぁオガワさん。

最後に取り上げるのが、この充実した広さのインターテントです!

流石にソロだと贅沢な空間ですね・・・コットを置いても全然余裕です。ステイシーユーザーの写真を見ていると、インナーテントの中に座理ながら、前室を最大限活用して過ごす使い方をしている方も多いのですが、それも納得のスペースです。

ステイシー ファルダ レビューまとめ

さて、今回はオガワの新作テント「ステイシー ファルダ」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

コンパクトさだけで言えば、もっと小さくて軽量なテントはいくらでもありますが、大きさと快適さをここまで高次元に両立したテントはなかなか見つからないのではないでしょうか?

野生動物への対処や防犯の側面で考えても、自分は就寝の際に荷物をしっかりテント内にしまいたい人間なのですが、ステイシー ファルダのスペースがあれば、写真に写っているギア(焚き火台を除く)はすべて前室内にしまうことができました!ステイシーシリーズが “ツールームソロテント” と呼ばれているのも頷けます。

コンパクトなソロキャンプ用テントが欲しいけど、虫対策や雨対策といった快適性も諦めたくない・・・移動はクルマかバイクだから、約4.5kgの重さなら許容範囲だ!そんな人には是非一度検討してみていただきたい、そんな究極のソロテントになっていると思います。

虫の少ない季節になったら、今度は別売りのスタンディングテープを使ってインナーテントなし、暖房器具入りで設営してみたいと思っていますので、その際には記事も更新させていただく予定です。お楽しみに!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう!

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