Alpen Outdoors しろとりフィールド(プレオープン編) / 岐阜県郡上市 – キャンプ場レポート

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まさかの連続キャンプ場レポートの記事になってしまいました!しかし!どうしても紹介したかったのです。

それが岐阜県郡上市にある「Alpen Outdoors しろとりフィールド」

アウトドア好きなら一度はお世話になったことがあるであろう、あのAlpen Outdoorsが手がける初めてのキャンプ場です!(旧:ウイングヒルズ白鳥リゾートキャンプ場)

2022年7月9日のグランドオープンに向け、今はプレオープンとして営業しているのですが、この暑い季節だからこそ標高1,000mの涼しさを味わいたい!温泉気になる!星空見たい!という想いを叶えるべく訪れてみました。

そうしたらですね・・・これがまた最高でした。

ので「Alpen Outdoors しろとりフィールド」が気になっている方のために、今回はその様子をレポートしていこうと思います!

※今回は「プレオープン編」としてお届けしていますので、オープン後は多少変わっている部分などあるかもしれませんので、その点はご留意ください。

「Alpen Outdoors しろとりフィールド」とは?

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さて、改めまして今回ご紹介するのは岐阜県は郡上市にある「Alpen Outdoors しろとりフィールド」です。

岐阜県郡上市、と聞くと “郡上八幡城” や “鮎の塩焼き” を思い浮かべる方も多い(ホントに?)かとは思いますが、この「しろとりフィールド」があるのは郡上市のかなり北端、ボクの大好きな「ひるがの高原キャンプ場」に近い位置になります。

なので「郡上市ね〜、お城があるあの辺か〜」とか思っていくと、思いのほか遠く感じますのでお気をつけください!←まさに自分。

白鳥ICを降り、国道158号線を北上、ウイングヒルズ白鳥リゾートスキー場を目指して峠道を登っていった先に「しろとりフィールド」はあります。ナビに出てこない方は、「天然温泉 満天の湯」を目指していただければ同じ敷地内ですので見つけやすいと思います:)

この「しろとりフィールド」は標高約1,000mに位置しているので、愛知県名古屋市が40度近い気温を記録した日でも、なんと真昼間でも28度と過ごしやすい気候でキャンプを楽しむことができました!このあとご紹介する温泉や、高い標高だからこそ楽しめる星空など、暑い季節にこそ使ってみてほしいキャンプ場です。

新しいキャンプ場ですので、ホームページもしっかり用意されており、予約などもそちらから可能です。シーズン毎の金額やアーリー・レイトチェックインなど、詳細はホームページにてご確認ください!

郡上のキャンプ場 Alpen Outdoors しろとりフィールド

Alpen Outdoors(アルペンアウトドアーズ) しろとりフィールドは、岐阜県郡上市にある個室露天と天然温泉が付い…

「しろとりフィールド」に行く前の買い出し

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まずは「しろとりフィールド」の買い出し事情について、ご紹介しようと思います!

後ほどご紹介する「しろとりフィールド」の売店でも様々なものが揃ってはいるのですが、やはりまずは地元のスーパーで必要なものは揃えていきたいですよね。ということで総合的なスーパーという点でまず「バロー白鳥店」がオススメです!お酒からお肉、お野菜など必要なものはだいたい揃ってしまいます。

白鳥ICを降りてキャンプ場へ向かう道中、道の駅「清流の里しろとり」を超えた右手に見えてきますので、遠回りをすることもなく、かつ見逃しにくい立ち寄りやすさという点でもオススメ!

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「せっかくのキャンプだし、今日はイイお肉を食べたいな〜」なんていう方には、バロー白鳥店の向かいにある「肉ののざき」さんが激推し!

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まぁなんと美味しそうなお肉がズラリ!!

この辺りでキャンプする方には有名なお店のようで、焼肉用なステーキ用、しゃぶしゃぶ用など必要な大きさ、切り方でカットしてくれます。ボクは今回、仕事を頑張った自分へのご褒美として飛騨牛フィレ肉を購入させていただきました・・・。これがどれほど美味だったかは、わざわざ言うまでもありません。ほんと〜〜〜〜に美味しかった!

ということで、キャンプでBBQなどをお考えの方は、是非立ち寄ってみてください!

「しろとりフィールド」の施設をご紹介

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では、ここからは「しろとりフィールド」の施設をお見せしていきましょう!

「天然温泉 満天の湯」を左手に奥へ進むと、「しろとりフィールド」の駐車場が見えていきます。その視線の先、上の写真にあるオシャレなプレハブ小屋?のようなものが受付及び売店です。まずはこちらでチェックインして、キャンプ場の利用方法などを確認しましょう。支払い方法は現金はもちろんですが、クレカ・電子マネーなど代表的なものはだいたい使えたので安心でした。

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こちらは売店の様子です。Alpen Outdoorsのキャンプ場というだけあって、BarebonesのLEDランタンやマグカップ、CoCo壱とのコラボカレーやスパイスなんかも販売されていました。薪は4kgで600円と、ちょっとお高め。

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なお、こちらのキャンプ場を利用する方は「天然温泉 満天の湯」の大浴場が無料で利用できます!しかも1回、2回という話ではなく、宿泊する日と撤収日の両日であれば入りたい放題!しかもチェックアウト後でも、日付が変わるまで利用できるという特典付き。素晴らしい!撤収の時も汗かいたりしますからね・・・全て片付け終わった後に、のんびり入浴してから帰れるなんて素敵じゃないですか?

もちろんボクもチェックアウト後、キャンプ帰りに利用させていただきました!景色も凄く良くて、最高のお風呂を楽しめました〜。

え?宿泊日のお風呂はどうしたかって?それは後ほど・・・。

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続いて、一番目につく大きな建物が「The BASE」

この中に炊事場やトイレ、自販機や更衣室などがまとまって入っています。

最初はここが受付かと思って向かっていくという勘違いをした・・・のはきっとボクだけじゃないはず(笑)

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その「The BASE」の中にある炊事場です。中は綺麗で広く、とても使いやすかったです。屋内なので、風や雨が強い中でも落ち着いて片付けできます。また、食器を洗うための洗剤やたわしまで用意されているという親切さに感動です。

さらに嬉しいのは、奥の炊事場は「お湯」が出ます。これなら秋冬キャンプでも安心して食器洗いができそうですね!

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「The BASE」の自販機。飲み水がなくなってしまった時も安心!アルコールもあります。

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そして最後にこちらも「The BASE」にありますゴミステーションです。

燃えるゴミ(とくに袋の指定はナシ)はもちろん、ビン・カン・ペットボトル、そして灰捨て場もここに揃っています。

以上が「The BASE」の紹介になるのですが、1点気になることがあるとすれば「ここ以外にトイレ・水場がない」ということでしょうか。このあとサイトを紹介していくのですが、一番奥のサイトなどになってしまうとけっこうな距離を歩かなければトイレにも行けず、水を汲むこともできません。標高1,000mのキャンプ場ですし、あまり贅沢を言うべきではないのかもしれませんが、ちょっと不便を感じたポイントでした。ウォータージャグ必須!かも?

「しろとりフィールド」のサイトを見ていく

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出典 : Alpen Outdoors しろとりフィールド公式ホームページ

ここからは皆さんも気になるであろう、サイトの様子を見ていこうと思います!

まず最初に「しろとりフィールド」のマップからご覧いただきたいのですが、今回ボクが宿泊したのが「フォレストSサイト」です。それ以外に「フォレストA」や「オートA区画」など様々なタイプのサイトがあるのですが、フォレストDやソロサイトについてはプレオープン中ということもありまだ利用することはできませんでした。

また、グランドオープン時には「眺望サイト」というのがオープンする予定だそうで、このキャンプ場の中では一番大きなサイトになるとのこと。大きさもさることながら、名前の通りどんな景色が楽しめるサイトなのか・・・これはグランドオープンしたらもう一度来てみたいです!

さらにスタッフさんのお話だと、この「しろとりフィールド」は4年ほどかけての拡張・構想があるそうで、マップにもある第2期OPEN予定エリアはスキー場内にできたり、さらに第3期OPENエリアまで決まっていたりと、まだまだ目が離せそうにありません。楽しみだなぁ。

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さてさて、ではサイトの紹介に入っていきましょう!

まずこちらがボクが宿泊した「フォレストSサイト」です。他のサイトに比べて1段高いところに位置し、軽い林間になっているので日陰もあり、とても過ごしやすい位置にありました。地面は砂利が敷いてあるので、水捌けもよく、地面にギアを置いても汚れにくい印象。ペグも差しやすい地面の硬さでした。

公式ホームページによると広さは約54~74m²とのことで決して大きくはありません。また横長のサイトだったので、今回持ち込んだ横幅のあるサバティカルのモーニンググローリーTCをどんな向きで張ろうか少し悩みました。

この「フォレストSサイト」はメインの道路に面していないので、ほぼクルマ通りがなく落ち着いて過ごせるというメリットがあることから今回選んだのですが、その反面、荷物の持ち込み時には注意が必要です。その理由は・・・↓

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「フォレストSサイト」はオートサイトではないので駐車スペースが無く、クルマは受付近くのメイン駐車場に停める必要があります。もちろん荷下ろし時にクルマを一時的に乗り入れることはOKなのですが、The BASE裏にある細い道を入っていく必要があるのでかなり自動車のサイズを選ぶのが要注意ポイント!

軽自動車なら余裕、ヤリスやFITくらいの乗用車もOK、ただし運転技術に自信があること!ワンボックスは切り返しがキツいと思います。

よって、ほとんどの場合はキャリーワゴンのようなもので荷物を運ぶことになると思うのですが、1段高いところにあるので坂の上り下りが・・・。荷物が多い方や、体力に自信のない方は、オートサイトを選んだ方が無難かもしれません(笑)

それさえクリアしてしまえば、静かで風通しも良く、過ごしやすいサイトであることは間違いありません!

なお、この「フォレストSサイト」の奥にある「フォレストAサイト」は、1段降りたところに駐車場があるので少し楽ちんなのですが、広さが約30~34m²ということでかなり小さめ。ソロキャンにちょうどいいかな?という感じでした。(写真撮れてなかった・・・汗)

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では次に「オートA区画」の様子です!こちらについては名前の通り、駐車場+サイトという形ですので荷物も下ろしやすく使い勝手は良さそうでした。

広さは約63~71m²+駐車場。太陽を遮るものがあまりないので、2ルームテントかタープは必須だと考えた方が良いでしょう。2ルームテント+タープはサイズ的に厳しそうですね・・・。

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メインの通り、一番奥に位置するのが「オートペット区画サイト」です!

150cm程度の高い柵が設置されているので、愛犬を放し飼いにして一緒に過ごすのに良さそうですね。広さも約136m²(サイト+駐車スペース)あるので、タープを含めたレイアウトもしやすそうです。

「ペットサイト」を謳っているものの、ペット同伴でない方も利用OKとのことでしたので、プライベート感を優先したい方や、広いスペースを有効活用したい方にもオススメです!(価格はフォレストSサイトと同等)

The BASEの炊事場やトイレがちょっと遠いのが難点かな?

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最後にご紹介するのが「オートB区画」と呼ばれるサイトです。

「オートA区画」に比べ日陰になりやすく、クルマを横付けすることももちろんできるのですが、さらにお伝えしたいポイントはこの記事を書いている時点で、全サイト中一番お値打ちなサイトになっているということ!

というのも実は約43~54m²+駐車場と、少し小さめのサイトになっているんですね。とはいえソロには十分な大きさですし、涼しい環境の中で温泉も楽しみたい、なんていう方には結構オススメなサイトなんじゃないかと思っています。

「しろとりフィールド」の魅力、個室露天風呂と星空

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高規格キャンプ場としてここまで紹介してきた様々な施設に加え、なんと個室露天風呂までも楽しめるのが「しろとりフィールド」魅力のひとつだとボクは思っています!もちろん、最初に紹介した大浴場だけで十分なんですけどね。せっかくなら入りたくなるじゃないですか。

ということで、4,000円で2時間(21:30-23:30)、貸切してきましたよ個室露天風呂!ブロガー魂を燃やしておひとり様でね!(爆)

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洗い場にはリンスinシャンプーとボディーシャンプー完備。脱衣場にはドライヤーもありました!さすがお風呂屋さんの露天風呂。

なんだか一人で個室露天風呂って変な感じでしたけどね・・・お風呂は最高でした!(笑)

周りを気にせず家族でのんびり入りたい方、カップルで入りたい方、是非ご利用ください。

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そしてもう一つの魅力はもちろん、標高1,000mから見る満点の星空です。

この日は新月そして快晴だったので、人生でも5本の指に入る素敵な星空を楽しむことができました!iPhoneでもここまで映るくらいですからね・・・圧巻です。

まとめ

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「Alpen Outdoors しろとりフィールド」のご紹介、いかがでしたでしょうか?

まだプレオープンということで未完成な部分も多々ありますが、新しい魅力、そして可能性に満ちたキャンプ場であることは疑う余地もありません!名古屋から1時間半ほどで行けるという距離感、真夏でも涼しい環境、完備された温泉・・・などなど、グランドオープン後もリピートしてみたい気持ちでいっぱいです。

また新たなサイトが完成した場合は、こちらのブログで紹介していければと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください!

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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