今年も早いもので、そろそろ新型iPhoneやら新型Watchの話題がネットに出てくる季節になりましたねぇ。
ミケ犬はApple Watch初代から最新のシリーズ6まで、全て買い替えてきた経験を踏まえて(笑)今回の記事では、まだまだ「Watchを買うのは初めて!」という方が多に向けて、どんな視点でApple Watchを選ぶのがオススメなのか?を中心に記事を書きました。近日中に、「なぜWatchを選ぶのか?その活用方法」や「Watchを買ったら最初にすべき設定」なども紹介していく予定ですので、楽しみにしててください!
では、早速はじめましょう!
Apple Watchシリーズ全体をおさらい
まずは本日の時点(2021年8月)で販売されているApple Watchを確認していきましょう。iPhoneほど種類が多くないので、わりと分かりやすいんじゃないかと思います。
- Apple Watch Series 6 (Nikeバージョン / Hermesバージョン)
- Apple Watch SE (Nikeバージョン)
- Apple Watch Series 3
性能や機能での違いによる選び方を紹介したかったので、Nikeバージョンなどはひとまとめにしてしまいました。付属してくるバンドや設定できる文字盤(NikeやHermes)に違いはあれど、大きく分けると3つのモデルが存在することが分かりますね。
ここからは「どんな人がどのモデルを選ぶべきか?」を、なるべくシンプルに紹介していきます!
Apple Watch Series 6 を選ぶべき人
最新機種にあたるApple Watch Series 6は・・・
普段から腕時計をしている、または時計を見る頻度の高い人
結論、このようにさせていただきました!
これだけを読むと「ん?機能のことは?」となる方もいらっしゃるかもしれませんが、まさにその機能の一つ「常時表示Retinaディスプレイ」の存在があるからこその結論なのです。
その他の機能による他モデルとの違いといえば「血中酸素ウェルネスアプリ」と「心電図アプリ」もあります。そもそもこれらが必要!ということでしたら、それもSeries 6を選ぶ決定打になりますが、あくまで少数派だと思ったので省かせていただきました。ごめんなさい!
では話を戻して、なぜ「普段から腕時計をしている、または時計を見る頻度の高い人」がSeries 6を選ぶべきかというと、「時計を見る」という行為がどんな時でも成立するのは「常時表示Retinaディスプレイを搭載しているSeries 6だけだからです。
僕がSeries 5で歓喜し速攻で買い替えたのは、この「常時表示Retinaディスプレイ」が実現したから、というほど重要な機能です。なぜなら、普通の腕時計ならば、どんな角度、状態でも「今、何時?」という時間の確認ができる、という当然のことが、他モデルだと「腕を自分の方へ傾ける」か「画面をタップ」しないとできないのです。
この「当たり前のことができない」というのは、普段から腕時計をしている方や、時間を頻繁に確認する人にとっては非常に大きなストレスになるはずです。僕もその一人でした。
ミーティングで話している時、荷物を持っている時、ジムで身体を鍛えている時・・・考えてみると、腕をいちいち傾けられないシーンは多々ありました。そんな状況でも、「常時表示Retinaディスプレイ」を搭載しているモデルであれば、自分からWatchを覗き込めば時刻を確認することができます!
中にはこの「常時」という言葉を聞いて、電池の持ちが悪くなると考える人もいらっしゃると思いますが、Series 4なども使っていた自分としては、ほとんど違いを感じません。電池の性能強化やCPUの進化ももちろんですが、「常時」とはいえ、画面を自分に向けて傾けない限りは画面のフレームレートを落とすことで節電される仕組みにもなっていますので、電池についてはほとんど心配する必要はないはずです。何より「いつでも時刻を読み取ることができる」ことの方が体験として重要だと感じています。
また、Series 6には「ステンレスモデル」や「チタンモデル」という、普通の腕時計に近い素材感のモデルが存在するのも大きいですね。バンドを気軽に取り替えられるWatchの強みでもありますが、お休みの日はカジュアルなバンドに、逆に仕事の日はステンレス系バンドに付け替えてフォーマル感を出す、なんてこともできます。
このような理由から「普段から腕時計をしている、または時計を見る頻度の高い人」は、是非一度、Series 6を前向きに検討いただけると良いと思います!
Apple Watch SE を選ぶべき人
さて、こちらのApple Watch SEにおいては・・・
Watchの魅力を存分に味わいたい、コスパを求めたい人
おそらく、このApple Watch SEを購入しておけば、ほとんどの方が幸せになれるというくらい、全体的なバランスに優れたモデルになっています!
Series 6の紹介で熱弁した「常時表示Retinaディスプレイ」や「血中酸素ウェルネスアプリ」「心電図アプリ」などはありませんが、Series 6が搭載しているほとんどの機能を網羅しており、性能としてまったく不満のなかったSeries 5と同じ「S5チップ」をCPUに搭載していることからも、コストパフォーマンスに非常に優れていると言えますね。
必要とされる方のためにセルラーモデルやNikeモデルも用意されていることからも、ただの廉価版にとどまることなく、必要な方の手に届きやすいモデルとして準備されていることがよく分かります。
「腕時計ってあまり付けないけど、Watchで便利な生活を手に入れたい!」という方は、迷ったらひとまずApple Watch SEにしておけば間違いなし!です。
Apple Watch Series 3 を選ぶべき人
こちらのApple Watch Series 3については・・・
使い続けるか分からないけど、まずはお試しで付けてみたい人
なんかスゴい書き方になってしまいましたが(笑)このSeries 3の魅力は、とにかくその価格です。本体サイズ38mmなら税込21,780円、40mmなら税込25,080円で手に入ります。
だがしかし!Apple Watch SEと比べても機能がだいぶ制限されますし、Series 3といえば2017年のモデルです。搭載されているS3チップの性能や、画面が狭い旧式タイプのディスプレイだと考えると、あまりオススメはできないかなというのが正直な気持ちです。
歴代のWatchをすべて使ってきた自分としても、Series 5あたりで誰にでもオススメできる使い勝手になったと感じているので、Series 3を買って「こんな使い勝手悪いのかぁ」と思われるより、少し頑張ってApple Watch SEを購入していただくのがベストだと思います!
セルラーモデルは必要?
では最後に、Apple Watch Series 6とApple Watch SEの選択肢にある「Cellular (セルラー) モデル」について、必要かどうか?を個人的な考えをもとに紹介したいと思います!
Cellularモデルを検討しているのであれば、まずiPhoneで利用しているのが3大キャリアであることと、iPhoneが無い状態でのコミュニケーションツールが必要かどうかで検討しましょう。
今年に入ってahamoやpovoといった新ブランドが登場したことにより、自分も含めて3大キャリアから乗り換えた方も多いと思います。Apple Watchのセルラー機能(モバイル通信)は、Softbank、docomo、auといった3大キャリアのオプションでしか有効化できませんので注意が必要です。
そして、このセルラーモデルが活躍するのは「iPhoneが無い状態でのコミュニケーションツールが必要になるシーン」なので、代表的な例としては「スポーツをしているシーン」と「iPhoneを忘れた・失くしたシーン」の二つだと思っています。「スポーツ」には海やプールといったレジャーも入りますね。
ここであえて「コミュニケーションツール」と言っているのには理由があり、Apple Watchを使った「Apple Pay」はセルラー通信がなくても可能だから、です。いわゆるiDやQuickPay、Suicaといったモバイル決済も含まれています。
最初は僕も、iPhoneを忘れたり失くした時のリスクヘッジとしてセルラーモデルを選び、docomoのオプションに加入していたのですが、結局ほとんど使いませんでした(笑)プールに行ったときも便利かな〜と思ったのですが、結局使ったのは時間の確認とApple Payだったので、セルラー通信に頼るシーンはほどんど無かったのです。
自分が使っているステンレスモデルやチタンモデルには元々セルラーモデルしか販売がないので、機能としては使えますがオプション契約はしないまま無効化されているという状態です。
よっぽど失くしものが多い、忘れ物が多い、コミュニケーションツールがないと大変なことになる!なんていう方でなければ、毎月500円前後のオプション料を払う必要はないかな、というのが結論です。
是非とも皆さんにピッタリのApple Watchを見つけていただいて、生活が便利になるお手伝いになれば嬉しいです!ではまた!