こんにちわ!ミケ犬です。今回は久しぶりにテック系の記事を書いてみます。
題して「2022年 最新版!MacBook Air or MacBook Pro どっち? – おすすめモデルと違いを考察」です!
この度、新型のM2 MacBook Airを入手したことで、去年購入しているM1Pro MacBook Pro(14インチ)としっかり比較することができ、それぞれの特徴や、どんな人にオススメできるのかがハッキリ見えてきたこともあり、このような記事にして紹介させいてただこうと思いました。
これからMacBookの購入を検討している方や、迷っている方はぜひ一度読んで見てください!きっとお手伝いになると思います。
おすすめMacBookを結論から!
今回はいつもとスタイルを変えて、結論から書いてしまおうと思います!
そしてその後、その結論が「なぜ」なのかを性能や特徴を踏まえて紹介していくという流れにしてみました。ではいってみましょう!
とにかくコスパ重視、作業はオフィスワークしかしない!
はい。そんな方には “M1チップ搭載 MacBookAir / 256GB / 8GBメモリ” をオススメします!
理由はいたってシンプル!それはその性能と価格、デザインの総合的なバランスがダントツで一番だからです。後ほど説明しますが、実はとある性能の面でM2 MacBook Airの “256GBモデル” は不安要素があり、M2 MacBook Airを買うなら “512GB以上” がオススメ。また、7月の価格改定により全体的な値上がりもあったことから、コスパを重視するならM1 MacBook Air!という結論になったわけです。
ボク個人はMacBook Proを入手した時点ですでに売却してしまいましたが、M1チップは2020年のCPUであるにも関わらず、性能面やバッテリー効率、熱効率の面で今でも他社製ノートパソコンを凌駕するパフォーマンスであることは疑いようがなく、安心してオススメできるモデルとなっています。
なるべく小さく軽く、高性能なパフォーマンスを持ち運びたい!
そんな欲張りの方には “M2チップ搭載 MacBook Air / 512GB / 16GBメモリ(要カスタマイズ)” をオススメ!
M2チップを搭載しデザインも一新したM2 MacBook Airは、軽く薄くなったのにも関わらず画面の有効面積も大きくなり、写真や動画編集といった作業も軽々とこなすことができます。絶対的な性能面ではMacBook Proに譲りますが、趣味の範囲内でミラーレス一眼で撮影した写真や4K動画を扱いたい、ということであれば必要以上のパフォーマンスを備えてくれていますよ!3DモデリングやRAWビデオといったGPUをフル活用するようなものでなければ、このM2チップはほぼ全ての人を満足させてくれると思います。
ここであえて “512GB” と書いたのは、ベースモデルの256GBでは「NANDフラッシュメモリチップ」と呼ばれるコントローラーチップが1つ(512GBモデルは2つ)になっており、SSDへの読み書き速度の低下からくるパフォーマンスへの影響が発売後のレビューや検証で発覚しているからです。そこまで大きな影響があるのか?と言われれば日常業務レベルでは気にならないかと思いますが、M2 MacBook Airで256GBを選ぶくらいであれば、前述のM1 MacBook Airの方がコスパ優れてるよね?ってなっちゃうんです。だって、M1 MacBook Air 256GBモデルのNANDフラッシュメモリチップは、ちゃんと2つ搭載されていますからね・・・。
なお、メモリ16GBへのカスタマイズについては必須ではなく、写真・動画編集の機会が少ない方は8GBで十分です。最近はMacOSが賢くスワップ領域を扱って、仮想メモリを増やしてくれますからね。そういう意味でも、読み書きの早い512GB SSDは必要です。
よって、オフィスワークもするけどプライベートで写真や動画編集も楽しみたい!という方にはM2 MacBook Airがオススメ!です。
ガチで写真・動画編集するから、デスクトップ並みの性能を持ち出したい!
ハイアマチュア、仕事クオリティでの写真・動画編集を考えるのであれば “M1Proチップ搭載 MacBook Pro / 512GB / 16GBメモリ” が断然おすすめです!
その重さと引き換えに、高性能なM1Proチップ、それを冷やすための冷却ファン、HDR表示も可能なディスプレイなど、もはやデスクトップパソコンと同等またはそれ以上の性能を持ち合わせています。また、左側にUSB-Cポートを2つ、右側にさらに別のUSB-Cポート1つとフルサイズのHDMIポート、そしてSDカードスロットも備えており、長くクリエイターから待ち望まれていた拡張性を実現しています。
以前のMacBook Proシリーズの相場と比べて、その値段に関してはとても高く感じてしまうのが現実ですが、その金額に相応しい内容にはなっていると思っています。ほとんどのクリエイターの方にとってM1Proチップで必要十分だと思いますので、M1Maxを選ぶかどうか悩むくらいであれば、デスクトップパソコンであるMac Studioを検討した方が熱効率、コストの面でも有利でしょう。
ということで、重さは我慢して、3DやRAWビデオも扱えるくらいのハイパフォーマンスな性能とディスプレイを!という方にはM1Pro MacBook Proがオススメです。
MacBook AirとMacBook Proの違い、サイズ編
さて、結論を出してしまったところで、ここからはMacBook AirとMacBook Proの違いをなるべく分かりやすくお伝えしていこうと思います!
まず手始めに、二つのモデルを並べてみました。左がMacBook Pro(14.2インチ)、そして右がMacBook Air(13.6インチ)です。こうやって見ると画面サイズがだいぶ似通ってきましたね!ピクセル数の話をしだすと大変なので、そこは割愛。
重量はMacBook Proが1.6kg、MacBook Airが1.24kg。持った時にMacBook Airは「かるっ!」と思いますが、逆にMacBook Proも昔に比べるとだいぶ軽くなってきたんだな〜とも思いました。
なお、「ワイヤレスインターネット」での利用と仮定して、バッテリー持続時間がでMacBook Proが最大11時間、MacBook Airが最大15時間とのことで、確かにMacBook Airの方が充電する機会が少ないように思えます。パワーと引き換え、という感じでもありますね。
MacBook ProとMacBook Airの厚さ、大きさの違いがなんとなく分かるような写真を何枚か載せてみました!
厚さに関しては、ほぼディスプレイ1枚分の違いがありますね。以前は手首を乗せたときにこのMacBook Proの厚みが気になってはいたのですが、このブログでも紹介したノートパソコンスタンド “Majextand” のおかげで、ほとんど気にならなくなりました。もし同じような悩みの方がいれば、ぜひ使ってみてください!
読者の皆様、明けましておめでとうございます!(遅っ コロナがまだまだ落ち着きを見せない中、今年最初のブログは "世界最薄ノートパソコンスタンド" を謳っている「Majextand」をご紹介する記事にしました。 ボク個人もそうですし、多くの皆[…]
MacBook ProとMacBook Airの違い、ポート編
今度はポート類の違いを見ていきます。まず上の写真がMacBook Pro(右側)です。
フルサイズのHDMIポートやSDカードスロットが搭載されているのが強み。最近のモニターはHDMIが標準ということも多いので、変換アダプターを使わずに接続できるというのは簡単でいいですね!また、SDカードスロットは「SDXCカード」をサポートしていますので、転送スピードが高速でいつも助かっています。
そして次に、こちらの写真がMacBook Air(左側)です。
もしM1 MacBook Airと比べたM2 MacBook Airの改善点を一つ挙げるとするなら、このMagSafeアダプターによる充電がポイントだと思っています。というのも、MagSafeアダプターは充電中にケーブルに足を引っ掛けたとしても事故が起こりづらい設計であり、かつUSB-Cポート2つをフリーにすることができるのです!M1 MacBook Airだと、充電に1つUSB-Cポートを使っちゃうんですよね〜。まぁ15時間もバッテリーが持つので「充電しながら使う」ことがそもそも少ないので、そこまで問題にならないかな?とも思います。
MacBook ProとMacBook Airの違い、ディスプレイ編
最後に、MacBook ProとMacBook Airの一番の違いともいえるディスプレイの違いについて紹介していこうと思います!
画面のサイズが異なることに関しては「サイズ編」でお伝えしましたが、ディスプレイの性能も差別化が図られています。とくにMacBook Proは「Liquid Retina XDRディスプレイ」と名付けられており、フルスクリーン時に1,000ニトの持続輝度、さらにHDRコンテンツを表示したときには1,600ニトのピーク輝度という高いパフォーマンスを誇っています。
もちろんMacBook Airのディスプレイも素晴らしく綺麗なのですが、上の写真のようにHDRムービーを表示・編集しようとすると一目瞭然!左側のMacBook Proについては、HDR特有のダイナミックレンジの広い映像をしっかりと映し出してくれています。(ちなみにどちらも編集ソフトはFinalCut Pro、色空間をWide Gamut HDRにして編集しています)
また、MacBook Proは “ProMotionテクノロジー” を搭載しており、現行のiPhone13 ProシリーズやiPad Proシリーズと同じく、最大120Hzのリフレッシュレートに対応しています。画面のヌルヌル具合が心地いいのはもちろんですが、使っているアプリやシーンに応じてリフレッシュレートを自動で落としてくれることから、バッテリーの節約にもつながっています。
正直、ProMotionにおいては使わないと分からないので、あまり気にする必要はないかな?と思っています。ボクはiPhone13 ProとiPad Proを普段から使っているので、画面のチラつきが気になってMacBook Proを使う時間の方が増えていますが・・・笑
MacBook ProとMacBook Airの違い、まとめ!
今回の記事では、MacBook AirとMacBook Pro、買うならどっち?というところ焦点を当てて紹介をしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
結論を最初に書いてしまっているのでまとめようがないのですが(笑)MacBookシリーズがM1チップを搭載するようになってから、ノートパソコンに革命を起こしたと言っても過言ではないようなパフォーマンス、クオリティにいつも驚かされています。
今までのような「ノートパソコン=小さいけど性能が低い」という概念をいい意味で覆してくれていますので、検討中の方は是非参考にしていただければ幸いです!(上の写真は4K動画を3本同時に、しかも品質を落とさずにスムーズに再生してくれているM2 MacBook Airの様子です)
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。