みんな大好き小型LEDランタン!僕も大好き。
そんな大流行中のカテゴリーに、キャンプ系ガレージブランドの代表でもある「38explore」さんが参入!
その名も「38灯(MIYABI)」
な、なんとこの度、そんな新作LEDランタン「38灯(MIYABI)」のモニターに選出いただきましたッ!(感涙
とても貴重な機会だということを噛み締めながら、代表的な小型LEDランタンとの比較を交え、率直かつ分かりやすくモニター兼レビューをしていく記事を書かせていただきましたので最後までどうぞよろしくお願い致します。
38灯(MIYABI) 基本スペック
ではまず、38灯(MIYABI)の基本機能、仕様をご紹介!
サイズ:高さ102mm × 直径42mm
重量:100g(バッテリー込)
バッテリー:18650リチウムイオン電池 3350mAh(交換可能)
ライト部:輝度200ルーメン、Highモードで9時間
充電:USBタイプC
その他:u1/4ネジを上下に搭載、タッチセンサー、生活防水
価格:バッテリー搭載モデル 税込6,600円、バッテリー非搭載モデル 税込4,950円
注目したいネジ穴やタッチセンサーについては後ほど紹介させて頂きますが、面白いのは「バッテリー搭載モデル」と「バッテリー非搭載モデル」を準備してくれているところですね!2022年2月4日時点で行われている抽選販売は「バッテリー搭載モデル」のようですが、今後は非搭載モデルも抽選になるのでしょうか?要注目です。
38灯(MIYABI) を見ていく
ここからは外観などから細かく見ていきましょう!まずこちらの写真は38灯(MIYABI)の上部です。仕様にもあった、u1/4カメラネジが搭載されていることと、タッチセンサー式の電源ボタンが用意されていることが分かります。
こちらが下部になります。こちらにもu1/4カメラネジがあり、上下にネジ穴が搭載されているLEDランタンは初めてですね!
充電はUSBタイプCケーブルで行います。レイルロードランタンやナトゥーラもUSBタイプCなので、ケーブルが共有できるのは嬉しいですね!「Highモードで9時間、Lowモードだとかなり長め」らしいので、比較的小型なLEDランタンとしては必要十分な持ち時間かな〜と思います。
そんな充電池は、このように下部の蓋を回して外すことで交換が可能。18650バッテリーはAmazonなどでも購入ができるので、持ち時間に不満を感じる方や、寿命を感じた時に簡単に交換できるのは安心ですね!
もし交換用の18650バッテリーを準備する場合は、「突起の無いタイプを選ぶように」と注意書きがありますので覚えておきましょう。「18650 フラットヘッド」で検索すると出てくるようです。電池は様々な価格帯とクオリティがあるので、信頼できるものを選びたいですね・・・。
38灯(MIYABI) 火入れ
お待たせしました!待たせすぎたかもしれません!笑
ここからは38灯(MIYABI)に火入れ?をしていきます。冒頭でご紹介したとおり、38灯(MIYABI)はタッチセンサーで電源のON/OFFを行います。ボタン部分は少し凹んでいるので、暗闇でもどこにボタンがあるか分かり易いようになっています。
点灯は「Low」→「Hight」→「Off」という順番なので、「うわ!眩しい!」という「キャンプあるある」が防げる設計になっています(笑)
ゴールゼロシリーズにもある機能なのですが、実は明るさについては「無段階」での調整が可能です。Lowモードの状態でタッチセンサーボタンを長押しすると、少しずつ明るくなっていきますので、好きなタイミングで指を離せばOK!
ではここでモードによる明るさの違いを見ていきましょう!写真なので雰囲気だけにはなってしまいますが・・・まずはLowモードです。
個人的にはこのLowモードが一番好きで美しく、これからもよく使うことになりそうです。周りをほんのり照らしてくれるので、ソロキャン向き、またはテント内にオススメです。
こちらはHighモードです。写真じゃ分かりづらいですねぇ(笑)けどしっかり周りに光が広がるようになっているので、思いのほか明るく感じます。
この光量がどれほどのものなのか?は、記事の後半にて代表的な小型LEDランタンとの比較結果を載せていますので、気になる方は是非チェックしてみてください:)
38灯(MIYABI) のカスタマイズ
ここからは、38灯(MIYABI)のカスタマイズ性を見ていきましょう!まずその代表となるのがu1/4カメラネジを使ったものですね。上の写真は、38exploreさんから発売されているZEROPOD38につけてみた例です。
カメラ用アクセサリーとして販売されているパーツをうまく使えば、こんな感じでフックに吊り下げたり、カラビナを付けることも可能です!
今回使っているZEROPOD38やASINOHOOK(アシノフック)については、過去に記事にしていますので気になる方はこちらをどうぞ!
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GOALZEROシリーズ用に販売されているフードも、若干ガタつきますが装着できます。ただ、38灯(MIYABI)は光源が見えにくい設計、かつ光が広がるようなデザインになっているので、フードを被せたとしてもあまりその効果は感じられませんでした。
ちなみに、ネジ穴に取り付けるカメラパーツやフードによっては、タッチセンサー式ボタンが触れなくなるのがネック:( まぁこれは専用設計のフードやカスタムパーツがこれからたくさん発売されるでしょうから、それを待ちましょう。
反対向きにしてみたらフードに光が反射して広がり方が変わるかな?と思ったのですが、これもあまり効果はありませんでした。それほど38灯(MIYABI)の光源の設計が良くできているんだと実感します!すごいなぁ〜。
逆さまにして使うのは、目線よりも上の方にLEDランタンを置いて、天井側を照らしたい時に良さそうです。手元を照らすというよりは、雰囲気づくりって感じですね!
ここまでは簡単なカスタマイズで、これ以上のことはボクはあまり得意ではありませんが、すでにInstagramなどで思いもよらないアイデアがたくさん共有されているので、是非ハッシュタグ「#38灯」や「#38kt」で検索してみてください:) みなさん面白い使い方をいっぱい発見していらっしゃいますよ!
38灯(MIYABI)を比較してみた
ではここから、みなさんも気になるであろう小型LEDランタンとの比較を少しお見せしたいと思います!
今回用意したのは左からレッドレンザーML4 Warm、38灯(MIYABI)、GOAL ZERO ライトハウスマイクロフラッシュ、そしてNATURA LED SUPER FLASH LIGHTです。まず写真はサイズ感の比較をしてみました。
背の高さはレッドレンザーML4を除いて、だいたい同じくらいですね。38灯(MIYABI)は胴回りが大きいので、どうしても収納には嵩張る感じがします。NATURAは頭でっかちで胴がコンパクトなデザインですが、全体的に一番サイズ感が近いです。
それぞれのライトを点灯させてみました!ボクが持っているML4は暖色の”Warm”なので、4つの製品の色味はだいたい同じでした。
やはり一番違うのは光の広がり方です。光源が見えず、柔らかい光で周りを照らすというコンセプトでは、38灯(MIYABI)とML4が一番似ていますね。GOALZEROとNATURAは光源からしっかり投射されるので、直接見ると眩しいですが手元に強めの光を当ててくれます。
ここでそれぞれの製品の照射具合を比較しようと思い写真も準備してみたのですが、あまりにも分かりづらかったので、周りを照らすチカラを大小形式で並べてみました!
38灯(MIYABI)=38、レッドレンザーML4=ML4、GOALZERO=ZERO、NATURA=NAです。
比較をしてみた結果、ボディの小さいML4が全体的に優しめ、本体も大きいNATURAが全体的に明るい傾向にありました!
そして主役の38灯(MIYABI)は、LowモードであればML4のような優しさ、HighモードであればGOALZEROとまではいきませんが実用的な明るさであることが分かりました。個人的にはすごくバランスがいいんじゃないかな〜と思っています!
それぞれコンセプトが違うので優劣は付けられませんが、間接照明としてならML4か38灯(MIYABI)、しっかり照らすメイン照明として使うならGOALZEROかNATURAという感じでしょうか:)
どれを買うべきか悩んでいる方のちょっとでも参考になれば幸いです。GOALZERO or NATURAで悩む方は、以前の記事も読んでいただけるといいかもしれません!
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38灯(MIYABI)のまとめ
ここまでお読みいただいて、本当にありがとうございます!最後にまとめと称して、38灯(MIYABI)の印象、良いところ・残念なところ、どんな人にオススメなのか?をお話ししていこうと思います。
まず個人的な印象としては「とても光の綺麗なLEDランタン」です。上の写真が分かりやすいのですが、放射状に広がる光はとても優しく癒されます。また、途中にも紹介しましたが、光源が見えない設計なので近くにあっても眩しくないですし、HighモードにすればML4よりも頼もしい光量が得られます。ボクとしてはソロキャンでメインランタンとして使いたいな〜と思っています!
・暗すぎず、明るすぎず、使いやすい光量
・電池交換が即座に可能
・カメラネジで自由度の高い取り付け方法
・今後期待されるカスタマイズ性の高さ
・ライバル製品に比べると価格は高め
・カスタマイズが前提(最初は吊るすこともできない)
こんな感じでまとめさせていただきました!と〜ってもいい製品なのですが、さすが38exploreさんの作品です。やはりカスタマイズすることが前提のシンプルデザイン。使い手にどうやって使うかを委ねる自由度の高いプロダクトと言えます。
逆に、買ってすぐそのまま使いたい!という人にとっては少し手間に感じるかもしれません。カラビナつけて吊るそうと思っても、追加でカメラアクセサリーをまずは買わなくてはいけません。ライバル製品に比べて本体が高めに関わらず、さらに追加費用が必要になってしまうんですよね。
結論、カスタマイズを楽しもう!という意気込みのある人向けの製品ですね。もちろん僕は好きです!
2022年2月から抽選販売がスタートしていますので、これは!とビビッときた人には是非手に取ってみてほしい製品です:)
We are sons of Mother Nature.We learn from her, we think fro…
最後までお読みいただき、ありがとうございました!