[レビュー] PowerArq ネッククーラー Wearable Neck Cooler – これで暑い夏の通勤を乗り越えられるか!?

みなさん、梅雨、満喫してますか? (ぉぃ

ボクは湿気が大嫌いなので、この時期は本当に気が滅入ります・・・家にばっかりいるもんだから、散財がはかどることはかどること(笑)

そんな今回は、散財の中の一つ(散財って言うな)であるネッククーラー、PowerArq「Wearable Neck Cooler」をレビューしていきます!

湿気はもちろんですが、なにより暑さから滲み出る汗をなんとかしたい。そんな想いに応えてもらえる製品なのか!?モニターでも提供品でもなく、フツ〜に自腹で買った製品なので、忖度なしで使った感想をお届けします!

PowerArq Wearable Neck Coolerとは?

まずはじめに、”PowerArq” というブランドはみなさんご存知ですか? PowerArqは大阪市にある加島商事株式会社が展開するブランドの一つで、ポータブル電源のブランドとして耳にした事がある方も多いのではないでしょうか。

アウトドアシーンにマッチするオリーブカラーやコヨーテカラーのポータブル電源シリーズで、一躍有名になったブランドですね。その信頼性の高さから、ブランド誕生から約7年を過ぎた今でもかなりの高評価を受けています。

そんなPowerArqがネッククーラーを出す!となったわけですから、個人的には期待大。新発売セールでお安く予約をスタートしているのを見つけて、今回の購入に至りました。

細かいスペックについては、公式ホームページの方が見やすいのでそちらにお任せするとして、ここからは開封の様子と、本体の作りや操作方法についてお見せしていきます!

PowerArQ(パワーアーク)公式オンラインストア

ITEM INFORMATION [PowerArQ] Wearable Neck Cooler -ネッククーラー- 【…

PowerArq ネッククーラーを開封

では早速、開封していきましょう!こちらは外箱。と〜〜〜〜ってもシンプル。

コスト削減の印象は否めませんが、こういったガジェットは中身が肝心なので、これはこれでヨシ。

中身に至っても、非常にシンプル。本体充電ケーブル、そして説明書。以上。

写真は撮ったものの、あまりにシンプル過ぎてこれ以上お伝えできるところがないので、次行きます!(笑)

PowerArq ネッククーラーの外観と使い方

ここからは、PowerArq ネッククーラーの外観と使い方についてご紹介していきます!

まず何よりも、こちらの製品が “ネックファン” ではなく “ネッククーラー” と謳っている所以は、こちらのシルバーの部分。「ペルチェ式」と呼ばれる方式でスピーディーに冷却され、このシルバーの部分が冷たくなります。この仕組みによって首の周り、特にリンパが集まる場所を冷やすことで、素早く汗を引かせることができる、つまり “ファン” ではなく “クーラー” なわけですね!

本体右側には、このように3つのボタンがついており、真ん中の丸いボタンを長押しすることで電源が入り、その時点でのバッテリー残量が表示されるようになっています。

デジタル表記がついていないネックファン・ネッククーラーが多い中、このようにディスプレイが付いていると、残量も確認しながら使えるので安心!

ネッククーラーとは言っていますが、もちろんネックファンの機能も搭載しています!

電源を入れる時に使った真ん中のボタン。こちらを押すたびに3段階でファンの風量を切り替えることができるようになっています。

このネックファンの強さ、有用性については・・・ちょっと疑問でしたので、最後の感想でお伝えしたいと思います。

肝心の冷却・加熱については、電源ボタンの両脇にあるボタンで設定が可能。

冷却のボタン、または加熱のボタンを押すたびに、それぞれ3段階で切り替えていきます。なお、冷却モードについては、先ほど紹介したファンとの併用が可能です。

片手だったのであまり大きく開くことはできていませんが、ネッククーラー自体の可動域についてはかなり柔軟に作られているので、首への脱着はストレスなく行うことができそうです。

PowerArq ネッククーラーの良かった点・残念な点

では最後に、実際にPowerArq ネッククーラーを使った感想、良かった点・残念だった点をお伝えしていきます!

まず良かった点ですが、ペルチェ式を採用していることで非常に素早く冷却がスタートできます。電源を入れ、冷却ボタンを押した2-3秒後には冷却部分が冷たくなったことが分かるほどスピーディ。このスピードには驚きました。

だが、しかし・・・(続く

ここからは残念だった点のご紹介。

まず一番気になるのがコレ。排熱部分から感じる熱です。

上の写真、ちょうど首の真後ろあたりになるのですが、ここからしっかりと熱を感じます。本体動作による排熱なんでしょうけども・・・冷却するはずの部分の真後ろから熱を感じるので、なんとも矛盾した感覚です(苦笑)とくに屋外での使用や、通勤で汗だくになった状態で「冷却レベル3」で使おうとすると躊躇に感じます。

首を前に傾げるような姿勢であればそこまで気にならないのですが、歩きながら使ったり、正しい姿勢を保とうとすると、どうしても首の後ろがこの排熱部分に近くなってしまうんですよね・・・。

次に挙げる残念な点は、ファンの強さと有用性です。

写真に写っているスリット状の開口部がファンの送風部なのですが、その形状によるものなのか、非常に風を感じにくいと思ったのが正直なところ。最大風量にしたとしても、ファンの角度が悪いせいなのかあまり涼しさを感じません・・・しかもかなりの音量。

また、これはボクの勝手な思い込みだったのですが、冷却モードをオンにしたからといってファンから送風される風が冷たくなるわけではないので、ファンのありがたみはほとんど感じませんでした(汗)

そして最後に、冷却部分(シルバーのパーツ)のサイズと配置

これが小さめなせいか、よっぽど首にフィットしないとリンパを冷やしてくれている感じがしません。もう少しサイズが大きく、首との接触面積があれば良かったのでしょうが・・・冷たさを感じたくて冷却レベル3にするものの、最初にお伝えした「排熱」のこともあって、結果的にあまり涼しさを感じられないという結論に。

PowerArq ネッククーラー レビューまとめ

今回は「PowerArq Wearable Neck Cooler」をレビューしてみましたが、いかがでしたでしょうか?

個人的な結論を申し上げると・・・

電車内やオフィスといった “屋内” で使用するならアリ、通勤途中やアウトドアのような”屋外”を想定するならナシ。このようになりました。

屋内であればそもそもの空気が涼しいので、ファンも有効ですし、汗がスッと引く感じを実感できます。また、屋内であればバッテリーの持ちをそこまで気にする必要もないので、ストレスフリーで運用できるのではないでしょうか。

しかしこの方法だと「まず汗をかくこと」が前提となり、その後の対策というカタチになってしまうのが残念なところ・・・。本音としては、屋外でしっかり涼しさを感じられるレベルの性能を実感したかった

通常価格が10,000円を超えることを考えると、屋内用にするのはちょっとコスパ悪い印象ですね(汗)セールで8,000円前後になったとすれば、少し検討の余地ありか・・・?

もし、こちらの製品を検討している方がいらっしゃれば、少しでも参考になれば幸いです!最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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