[レビュー] ZANEARTS グラートステイクラック – ゼインアーツから新感覚ペグケースが登場!

ZANEARTS グラートステイクラック レビュー トップ

みなさん、ペグケースってどんなものを使っていますか?

キャンプをやる以上、誰もが必ず持っていく必要のある “ペグ” ですが、これををいかに収納するか、持ち運ぶかって正直そこまで考えたことがありませんでした・・・だって横向きの細長いケースが「当たり前」だと思っていたんですもん。

ところが今回、斬新なテントやキャンプギアで有名なZANEARTS (ゼインアーツ) から、新感覚のペグケース (ラック) が登場しました!その名も「GRART STAKE RACK (グラートステイクラック)」こちらの新製品をご紹介・レビューしていきます!

GRART STAKE RACK (グラートステイクラック)とは?

グラートステイクラック_レビュー-1

「GRART STAKE RACK (グラートステイクラック)」は、2021年にZANEARTS (ゼインアーツ) から発売されたペグケースで、何よりその特徴が “縦向き” にペグを収納し、付属のリフターで必要な本数だけペグをラックから引き抜いて持ち歩く、という全く新しい発想のペグケースとなっています。

名前からお分かりになる方もいらっしゃるかもしれませんが、同じゼインアーツから発売されているペグ「グラートステイク」のために設計されてはいるのですが、公式ページには「グラートステイク以外の他社製品にも対応します」とあったので、自分がメインで使っているスノーピーク「ソリッドステーク30」ではどうなるのか?が気になったので実際に試してみました!

なお、注意点として「メーカーを揃えて使用する事が前提になります。また、一般的な鍛造ペグの形状とは異なる製品は互換性の確認が必要です」と但し書きもありましたので、こちらのペグケースを購入する際にはご自身の使っているペグの形状や長さなどに十分お気をつけください。

実際に使ってみる!

グラートステイクラック_レビュー-2

では早速、グラートステイクラックを使ってみましょう!

まず蓋部分を開けて目に入るのが、なんとも特徴的な黒いフレームです。普通のペグケースでは絶対に見られない光景です(笑)ここにペグを吊るして収納します。参考までに、公式ページでは「グラートステイク28が32本、グラートステイク18が20本」入っている写真が載っていましたので、50本前後のペグが収納できる容量ということになります。さすがにその本数は重たくて持ち歩きたくないですけどね・・・。

蓋の裏についている黒いクッションは、収納したペグを上から押さえる役割を果たします。後ほど紹介しますが、このクッションには2種類の厚みが用意されており、収納したペグの頭の高さに合わせて変えられるようになっています。

グラートステイクラック_レビュー-3

収納のサイド部には、ペグを持ち上げるための「リフター」が収納されています。このサイドの収納スペースにはペグハンマーも収納できるようになっています!

グラートステイクラック_レビュー-3

実際にペグを入れてみた様子がこちらです!黒いのがスノーピーク「ソリッドステーク30」、そして赤いのが村の鍛冶屋「エリッゼステーク28cm」です。しっかりフレームに引っかかって安定していますね!また奥に見えるのはスノピのペグハンマーですが、こちらも綺麗に収まってます。ペグが綺麗に並ぶ姿ってアウトドアショップでしか見かけませんでしたが、こうやって見ると爽快ですね(笑)

こちらも参考までにですが、ソリステ・エリステだと縦に12本が収納できる数だと思っていただくと良さそうです。グラートステイクであればヘッド部分が薄型なのでもっと収納できますが、ソリステ・エリステはヘッド部分が丸型なので、どうしても厚みの関係で収納できる本数は少なくなってしまいますね。

グラートステイクラック_レビュー-4

リフターを使って持ち上げてみました!ちょっとコツがいりますが綺麗に引き抜くことができます。

公式ページには「必要な本数だけラックから引き抜いて持ち歩ける」とありますが、縦に並んでいるペグの中から希望の数を引き抜く、のは正直難しいですね。なので、発想としては「縦1列に普段使う本数を分けて入れておく」のが良さそうです。例えば、メインのテントを立てるのに16本、タープを建てるのに8本使うのであれば、10本/6本/8本なんていう風に分けて置いて、その都度リフターで引き抜く、なんていうの使い方がスムーズです!

グラートステイクラック_レビュー-5

さて、前述した蓋部分のクッションですが、標準装着のものはZANEARTS グラートステイクのためのものなので、このままだと厚みがありすぎて蓋が閉まりません。ですが・・・

グラートステイクラック_レビュー-6

このように付属の薄型の方に変えると、ソリステ・エリステでもピッタリ収納することができます。よく考えられてますね〜!

グラートステイクラック_レビュー-6

蓋部分にクッションがある理由は、このようにグラートステイクラックを寝かせて運搬するためです。縦のままだとペグ同士がぶつかってカランカラン音がしてしまいますが、このように寝かせてあげれば接触音を抑えることができます!

グラートステイクラック_レビュー-7

なお、ラック底部にはフレームによる脚がしっかりついていますので安定感はバツグンです!ペグケースは地面に置いて使うことが多いので、ラックの底が汚れにくいのは嬉しいですね。

まとめと感想

グラートステイクラック_レビュー-7

新発想の縦置きペグケース、ZANEARTS (ゼインアーツ) 「GRART STAKE RACK (グラートステイクラック)」をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

ゼインアーツならではのクオリティと発想はさすが!と言えますが、税込6,985円という価格を考えると・・・誰にでもオススメできる製品ではないかな、というのが正直な気持ちです。フレームに引っ掛けられないペグは収納できないですし、30cm以上のペグは底部に接触してしまうので収納できそうにありません・・・。お値打ちなペグケースに他のツールも含めてごちゃごちゃ!と入れておいた方が使いやすい、なんていうシチュエーションもあると思うので、人を選ぶペグケースかな〜?

ぶっちゃけ、まだ実戦で使えていないので、あくまで自宅での使用感になってしまいましたが、次回のキャンプで使った感想を近日中にしっかり追記させていただきますのでお楽しみに!

ZANEARTS グラートステイクラック レビュー トップ
最新情報はtwitterにて!