こんにちわ!ミケ犬です。
梅雨シーズンがやってきましたね・・・キャンプ好きとしては「行きたい気持ち」と「雨が心配」という想いの葛藤、みなさんも感じたことあるんじゃないでしょうか?
ボクも最初のころは、天気予報で雨マークを見るたびにキャンセルしてしまうことが多くありました。しかし、雨キャンプには晴れの日にはない独特の魅力があって、慣れてくると「雨もアリかも」って思えてくるのがアウトドアの不思議。
今回は、ボクが実際に経験した失敗も交えながら、雨キャンプを楽しむための準備とコツをまとめました。ぜひ参考にしてみてください!
大事な心構え。完璧を求めないのが雨キャンプの鉄則。

雨キャンプで一番大事なのは、「完璧を求めない」ことだとボクは思っています。どれだけ準備しても、どこかは濡れます(笑)し、「晴れのときのように全部は思い通りにできない」という前提で雨キャンプに挑むと、気持ちがすごくラクになりますよ!
雨の中の設営はまだマシ。避けたいのは「雨撤収」
設営のときに雨が降っていても、タープとテントさえ張ってしまえばなんとかなります。でも雨の中の撤収は本当にしんどい(^^; 濡れたテントを畳んで、泥だらけのペグを抜いて、車に積み込んで・・・。
なので、撤収日の天気は特に重要。「帰る日だけでも晴れてほしい」という気持ちで天気予報を見るようにしましょう!
濡れたギアは「帰って乾かす」前提で動く
現地で全部乾かそうとすると、余裕がなくなります。この後に詳しく紹介しますが、濡れたものは大きなゴミ袋や防水バッグに入れて持ち帰り、帰宅後48時間以内に乾かす——これを最初から決めておくと、撤収がスムーズになります。
「何かを諦める」勇気を持とう
雨キャンプでは、いつも通りのキャンプスタイルにこだわらないことも大事です。「諦め」も立派なコツのひとつ(^^)
- 凝った料理は諦めて、焼くだけ・温めるだけのシンプルメシにする
- ギアを並べてインスタ映えを狙うのは諦めて、最低限のギアだけ持ち込む
- 焚き火は諦めて、タープの下で籠りながらiPadで映画を楽しむ
- 思いきって車中泊にしてしまう
「諦める」ことで、むしろ気持ちが楽になって雨の日ならではの時間を楽しめることもあります。ボク自身、「今日はもう焚き火なしで映画観まくるぞ!」って割り切ったキャンプも意外と楽しかったりします(笑)
サイト選びが、雨キャンプの快適さを大きく左右する

実は、どのサイトを選ぶかで雨キャンプの快適さが全然変わります。ボクが雨予報のときに意識していることをまとめました!
風が強い日は「林間サイト」一択
雨キャンプで実は一番怖いのが、雨の強さより風の強さ。タープは雨には強くても強風には弱く、煽られてポールが折れたり飛んでいくこともあります。
風が強い予報のときは、上の写真(ひるがの高原キャンプ場)のような木に囲まれた林間サイトを選ぶのが正解。木が風を遮ってくれるので、安心してタープを張ることができます。
芝生サイトで「水が溜まる場所」を見抜くサインを知っておく
同じ芝生サイトでも、水が溜まりやすい場所かどうかは、ちょっとした “サイン” で判断できます。
- 芝が薄く、土が露出している → 常に湿気がたまっている証拠
- ほんの少し低い「お椀型」のくぼみ → 雨水が集まりやすい終着点
- 踏み固められた通路や車の轍 → 水が染み込まず水たまりになりやすい
- イネ科の雑草(カヤ・アシなど)が生えている → 水はけの悪い土地のサイン
狙い目は、ほんの少し小高くなっている「微高地」。周りより5~10cm高いだけで水はけが全然違います!
砂利サイトは雨キャンプ向きの優等生

泥はねが少なく、水はけも良い砂利サイトは、ギアも汚れにくく雨キャンプにとって実はかなり使いやすいサイトのひとつ。「芝生じゃないと雰囲気がなくて嫌だ」という人もいるかもしれませんが、雨予報の日はあえて砂利サイトを選ぶのもアリですよ(^^)
設営の順番と組み合わせで、濡れ方が変わる

タープを一番最初に張る
雨キャンプの設営の鉄則は、「まずタープを張る」こと。タープで屋根を作ってからその下でテントを組み立てれば、テント本体やギアも最低限の濡れ方で済みます。荷物もタープ下に避難させてから動けるので、格段に楽になります!
なお、雨の日に限らずタープに使うペグは長め(40cm以上)のペグを使うのがおすすめです。ずっしり刺さってタープが安定するので、地面がぬかるみやすい雨の日でも安心です。
タープ+小型テントの組み合わせが雨キャンプに最適

ボクが雨の日に使っているのが、焚き火対応の耐火処理がされた「Mac One タープ」。コットン混紡で火の粉に強く、雨キャンプでも焚き火を楽しめるのが気に入っています。
雨キャンプで組みわせるテントは、自立式ダブルウォールの「ホーボーズネスト」を愛用しています。自立式のメリットは、タープを先に張った後でもテントの位置を微調整できること。「もう少しこっちに寄せたい」が自由にできるので、設営の自由度がぐっと上がります。
この2つの組み合わせでテントの入り口をタープの下に収める「小川張り」スタイルにすると、テントへの出入りで濡れるストレスがゼロになるので、ぜひ試してみてください!
小さいテントを組み合わせるもう一つの理由が、小さいがゆえに帰宅後に乾かしやすいこと。居住スペースはタープ下に確保して、テントは寝るためだけに使うイメージです。
そしてタープは低めに張るのがポイント。風に煽られにくくなる上に、地面への雨の跳ね返りも抑えられます。低く張るほど安定感が増すので、雨予報の日は意識してみてください。
ただし前述の通り、風が強い日はタープが弱点になるので、天気予報の「風速」もしっかりチェックしましょうね!
タープが難しい場合は「2ルームテント」という選択肢も

風が強くてタープを張るのが不安なときは、籠れる2ルームテントも選択肢のひとつです。タープよりもテントの方が構造的に風に耐えやすく、インナーとリビングが一体になっているので雨の日でも快適に過ごせます。
ただしテントが大きくなるぶん、撤収と帰宅後の乾燥はかなり大変になります。「乾かす場所と時間が確保できるか」を考えた上で選ぶのがおすすめです。
ちょっとした工夫で、雨の日の快適さが全然変わる!

フィールドラックをフル活用する
雨キャンプで大活躍するのがフィールドラック。荷物を地面から浮かせることで、雨の跳ね返りや地面を流れる水から大切なギアを守ることができます!
ボクはタープ下のリビングスペースにフィールドラックを2~3台展開して、荷物の定位置を作るようにしています。
入り口に「すのこ」や「マット」を敷く
インナーテントの前室に小さなすのこや100均のレジャーシートを敷いておくだけで、靴の脱ぎ履きがぐっと楽になります!テント内への泥の侵入も防げるので、地味に効果大です。
雨の日は「おこもり」を楽しむ発想で
外が雨だからこそ、タープの下でのんびり過ごす時間を楽しむ発想の転換が大事!ローチェアに座って雨音を聞きながらコーヒーを飲んだり、本を読んだり——晴れの日とは違う、独特なキャンプを体験するつもりで楽しみましょう(^^)
必須アイテムと撤収のコツ

大きなゴミ袋・防水バッグは必ず持っていく
これは本当に必需品。70~90Lの大きなゴミ袋を2~3枚持っていくと、撤収時に濡れたテントやタープをそのまま放り込めて非常にラクになります!
ゴミ袋の耐久性が気になる方は、上の写真のような“防水バッグ”があると、クルマに放り込んでも破れる心配が少なく、濡れたギアを安心して持ち運べます。ボクが使っているのはZEN CAMPSの防水バッグ。しっかりした作りで容量も十分、いつ雨が降ってもいいように常にクルマに積んである定番アイテムになっています(^^)
特大サイズ(252L)はご覧の通り相当な大きさなので、2ルームテントでもなんなく放り込むことが可能。小さいMサイズに関しては予備で濡れたギアや小物を入れるのに重宝します!
耳栓は忘れないで!
地味に見落としがちなのが、耳栓。雨の音ってテントやタープを叩く音が思いのほか大きくて、睡眠の妨げになることがあります。車中泊の場合も同じで、雨が屋根を叩く音は意外と気になります。
耳栓ひとつでぐっすり眠れるかどうかが変わるので、荷物のポケットに入れておくと安心ですよ!
撤収は「テントが先、タープが最後」
撤収時は設営と逆の順番で動くのが正解。タープの下でテントを畳み、荷物を車に積み込んでから、最後にタープを撤収します。タープをゴミ袋に放り込んでしまえばOK!諦めも肝心。
帰宅後は48時間以内に乾かす
濡れたままにしておくとカビや加水分解の原因になります。帰ったらなるべく早くベランダや浴室乾燥機で干すのが理想的!
そんなときに便利なのがブロワー(送風機)。テントやタープの縫い目・折り目に入り込んだ水をあっという間に吹き飛ばしてくれます。乾燥の時間が大幅に短縮できるので、ひとつ持っておくと重宝しますよ(^^)
こんな天気なら、迷わず中止・撤退を選ぼう。

雨キャンプを楽しむためのコツをたくさん紹介してきましたが、安全が最優先なのは言うまでもありません。以下のような状況になったら、勇気を持って中止・撤退を選んでください。
- 強風(風速7m/s以上の目安):タープが飛ばされたり、ポールが折れる危険があります。
- 雷:屋外での活動はすべて中止。タープの下も安全ではありません!
- 近くの川や沢の増水:急な増水はサイトまで及ぶことがあります。早めの判断を!
- 天気予報が大雨警報レベル:予報が外れることを期待せず、最初からキャンセルする勇気も大切。
「せっかく来たのにもったいない」という気持ちはよくわかります・・・でも装備やギアは買い直せても、自分自身や家族の安全は取り返せません。撤退を選んだ勇気と経験は次の雨キャンプへの自信につながるので、時には自分に厳しい判断ができるようになりましょう!
【チェックリスト】雨キャンプ持ち物確認
| カテゴリ | アイテム | ポイント |
|---|---|---|
| 設営 | 大型タープ | 先張り必須。風に強いタイプを選ぶ |
| 設営 | タープ延長ロープ | 強風時の補強・小川張りに |
| 設営 | ペグ(多めに) | 濡れた地面でも抜けにくい長めのペグ |
| 快適グッズ | フィールドラック | 荷物を地面から浮かせる |
| 快適グッズ | すのこ or マット(100均でOK) | 前室に敷いて泥侵入を防ぐ |
| 快適グッズ | マイクロファイバークロス(多めに) | 結露・泥汚れの拭き取りに |
| 快適グッズ | 折りたたみ傘 | トイレや炊事場への移動に大活躍 |
| 収納 | 大きなゴミ袋(70〜90L)2〜3枚 | 濡れたテント・タープを丸ごと入れる |
| 収納 | 防水バッグ | ゴミ袋では耐久性が気になる人に |
| ウェア | レインウェア(上下セパレート) | 動きやすさ重視で上下別のタイプが◎ |
| ウェア | ブーツ or 長靴 | 足元が濡れるとかなり不快です・・・ |
| 就寝 | 耳栓 | 雨音・車中泊でも活躍。ぐっすり眠れるかどうかが変わる |
雨キャンプのコツ、まとめ

ここまで雨キャンプのコツ、失敗しないサイト選びや持ち物チェックリストを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
- 完璧を求めず、濡れる前提で準備する!
- 雨より風の強さに注意。林間・砂利サイトを上手に使う!
- 設営はタープから。撤収はタープを最後に!
- フィールドラックで荷物を浮かせる。すのこで泥侵入を防ぐ!
- 大きなゴミ袋(または防水バッグ)を多めに持っていく!
- 帰宅後48時間以内に乾かす!
- 強風・雷・増水のときは迷わず中止・撤退!
雨の日のキャンプは、晴れの日とは違う「しっとりした自然の雰囲気」を楽しめる貴重な体験でもあります。準備と心構えさえできていれば、ちゃんとキャンプを楽しめます(^^)
この記事を読んで「今年の梅雨、一回くらい雨キャンプしてみるかぁ~」って思ってもらえたら本当に嬉しいです!最後までお読みいただき、ありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。