こんにちわ!ミケ犬です。夏は標高の高い山を目指せる季節、そして涼しくなり始めるこれからは紅葉など四季の変化を楽しめるシーズンに入っていきますね!
そんな登山シーズンに重要なアイテムの一つである「ザック(バックパック)」ですが、多種多様な形状やメーカーを店頭で見ていて何を基準に選べばいいのか分からなくなったこと、ありませんか?あるいはもうザックは持っているけど、フィッティングに違和感を覚えて肩が痛くなったり、どうにも疲れやすいと思ったり・・・。
登山を始めてから何本もザックを買い替えてきましたが、正直かなり失敗して今に至ります(^^;)フィッティングのコツを知らずに好きなブランドで選んで身体に合わなかったり、積載量を超える荷物を詰めて肩を壊しかけたりと今日まで散々な結果に(笑)
そんな遠回りの末に辿り着いた答えは、「身体の2箇所に注目してフィッティングする」という意外なほどシンプルなもの。今回は「なぜ容量とサイズ表記だけで選ぶと失敗するのか?」というよくあるパターンの解説と、失敗しないザックの選び方を紹介していきます!
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結論|ザックは「メーカー・サイズ・評判」で選ぶものではない

先に結論からお伝えします。ザック選びで失敗するパターンには、共通点があります。それは衣料品のように「メーカー」「サイズ」「評判」で選んでしまうこと。
サイズは一定ではありません
初めて方にもお伝えしておきたいのは、ザックにも “サイズ” が存在します。それは性別や身体によって「背面長」、つまり背中の長さが違うからです。中には「M〜L」のように調整式のものも存在します。ザックを選ぶ際、この背面長が自分に合っているかどうか、が非常に重要なポイントになります。
このサイズにおいて、普段の洋服なら「自分はMサイズ」と分かっていれば大きな失敗はしないかもしれません。しかしザックの世界では、この感覚がそのまま通用しないんです。なぜなら同じ「Mサイズ」でも、メーカーが違えば背面の長さがまるで違うからです!ボクもこれを知らずに「自分は背面長が長めだからLサイズ」と思い込み、盛大に失敗したことがありました。
登山靴の選び方と同様、ここでも大事なのはメーカーやサイズ表記、カタログの数字ではなく“自分の身体に合っているかどうか”
ザックと身体のフィッティングがきちんと合ったとき、同じ重さの荷物が驚くほど軽く感じられます。その際に重要になる「フィッティングのコツ・法則」については、このあと詳しく解説していきますね(^^)
1つですべてはまかなえません
よく聞かれるのが「1つで全部いけるザックはないの?」という質問。気持ちはとても分かるのですが、正直に言うとありません!日帰りとテント泊では必要な容量が倍以上違いますし、容量が大きいザックに少ない荷物を入れると中で荷物が動いて安定しません。逆に小さいザックに詰め込めば、重心も背負い心地もめちゃくちゃになります。
大事なのは3つの視点で選ぶこと。「登山の目的」「これからの予定」「今の自分のスキルレベル」です。この考え方は、実は前回の登山靴の記事とまったく同じなんですよね。
目的に応じた容量の選び方や目安も、このあとしっかり紹介していきます!
軽いザック=快適、ではありません
これも誤解されやすいポイントです。ここ最近、インスタグラムなどを見ていると「革新的に軽量で快適!」「⚪︎⚪︎gも軽くなって最高!」といった謳い文句で、軽量なザック、いわゆるUL系ザックの広告やレビューを多く見かけます。
こういったものを鵜呑みにしてしまうと、カタログ数値の重量を比べて「軽い方がいいはず」と考えてしまいがちですが、実際に背負ってみると逆効果になることがあります。
ボクの実体験で言うと、グレゴリー バルトロ65は決して軽い部類ではないものの、長時間歩いていて疲れにくいと感じることが多いんです。重い荷物をしっかり支えてくれて、重心も安定する。だから結果的にラクに歩ける。「重さ=疲れる」ではないということを、いちばん体現してくれているザックです。しっかりしたフレームと身体に合ったフィッティングが、荷重を腰へきれいに逃がしてくれているからと言えるでしょう。
軽量・UL系ザックはフレームが簡素だったり、そもそも無かったりします。これは荷物が軽いことが前提の設計だから。軽いザックを快適に使えるようになるには、装備の取捨選択ができるようになることで荷物をコンパクトにまとめられるようになり、さらに山を歩ける基本的な体力づくりとスキルが身についていることが前提だと思っているので、軽量・UL系ザックは経験を積んでから選ぶようにしましょう(^^)
なぜ合っていないと疲れるのか|カギは「重心」

ザックが合っていると、荷物の重心が「腰の真上」に乗る
パッキングのコツでもよく紹介されている、「重たい荷物は高い位置、かつ身体に近いところ」というテクニック。この状態を維持したい最大の理由は、少し前傾姿勢になって歩いている最中に荷物の重心の真下に腰が来るようにしたいから。
荷重を支えるのは骨盤と脚——つまり身体でいちばん力の強い部分。だから同じ重さでも重心をしっかり腰の真上に持ってくることで驚くほどラクに感じられますし、長時間歩いても疲れにくく、身体も痛くなりにくいんです。
山小屋へ荷物を運ぶ歩荷(ぼっか)さんが、大きな荷物を背中のかなり高い位置に積み上げて歩いているのを見たことはありませんか?あれとまったく同じ理屈です(^^)
そしてここからが本題です。背面長が合っていない=フィッティングが正しくないと、2つのトラブルのどちらかが起きやすくなります。
腰は合っているのに、肩が合っていない|よくあるトラブルその1
1つ目は、ヒップベルトの位置は合っているのに、ショルダースタビライザーが肩よりも下になってしまうパターン。
こうなるとザック全体の重心が下がってしまいます。すると荷物に身体を後ろへ引っ張られる形になり、前傾姿勢になったときに重さが腰に乗ってくれません。結果として、疲れやすくなります。
「痛くはないんだけど荷物が重く感じるし、やたら疲れる」——そんな経験があるなら、これが原因かもしれません。
肩は合っているのに、腰が合っていない|よくあるトラブルその2
2つ目は逆のパターン。肩の位置が合っているのでザックの重心は高く保たれているのですが、ヒップベルトの位置が腰骨よりも上に来てしまう状態です。
ヒップベルトが腰骨に乗っていないと、荷重を骨盤で受け止められません。行き場を失った重さは、すべて肩にかかります。そして、肩が痛くなります。
このよくあるトラブルの2つ、つまり「腰か肩か、どちらかしか合っていない」状態=背面長が身体に合っていないというサインを見逃さないようにしましょう!これらはベルトの調整などでは解決しないことが多いので、別のサイズやメーカーを試すタイミングです。
目指すのはこの状態|ヒップベルトとスタビライザーの角度

では「ザックが合っている状態」とはどんな状態なのか。チェックするべきポイントはこの2つです。
ヒップベルトは仙骨から、腰骨を包むように
ヒップベルトの根本が仙骨(お尻の上の平らな骨)の位置にあり、そこから身体の前面に向かって少し角度がつく——なるべく水平ではなく、仙骨から前へわずかに傾斜していると理想的です。
そしてヒップベルトの上部が腰骨(腰から突出している骨)の約2.5cm上あたりにくるようにすることで、ヒップベルトが腰を包み込み、ザックの荷重をしっかり腰が受け止めてくれる状態が完成します。
ショルダースタビライザーは45度が理想
もう1つが、肩ベルトの付け根から伸びるショルダースタビライザーの角度です。ここが意外と軽視されがち、見落としがちな場所。実はバックパックのサイズ(背面長)が自分に合っているかを見極めるために、非常に重要なポイントになります。
ショルダースタビライザーは45度くらいの角度がつくのが理想的。肩よりも上から支えられている状態であることが重要です。しかし身長が高い人(背面長が長い人)はここを合わせるのが難しいこともあるので、水平くらいまでは許容範囲と考えましょう。
これがもし肩よりも下から引っ張るようなカタチになってしまうと、ザックや荷物の重心が下がり、疲れやすくなってしまうというわけですね。「肩より上」から支えられているかどうか。この一点を見るだけで、フィッティングの判断がグッと簡単になりますよ!
そしてショルダーベルトやショルダースタビライザー、チェストベルトに関しては “締め過ぎ” に気をつけましょう!ヒップベルトが適正な位置にあり、ザックを腰で支えることができていれば、その他のベルトは “ザックを支える” 程度のチカラで十分なはずです。ザックがブレないようにする程度で締めてあげてください。
2つが同時に成立するようにサイズを合わせていくのだが・・・
以上がザック選びでチェックすべき2つのポイントです。
ただし、身長170cm以上の人はこの2つを両立させるのがかなり難しいのが現状です。
腰に合わせると肩が届かない、肩に合わせると腰が浮く——そもそも背面長が十分に長いモデルを展開しているメーカーが限られているのが現状だと感じています。
いろいろと試着を重ねた結果、ボクの体格でショルダースタビライザーが適正な位置に来たのがグレゴリーでした。今は日帰り以外の3本すべてがグレゴリーとなっています。印象としてグレゴリーはフレームが比較的長めに作られていることと、背面長を可変式で調整できるモデルが多いことがフィッティングさせやすい理由だと思っています。
もちろんこれはボクの体格での話なので、絶対ではありません。ただ「なかなか合うブランドが見つからない」と諦めかけている方、身長が170cm以上でザック選びに苦労している方には是非とも試してみてほしいメーカーの一つです。
同時に体格の大きい女性の方に知っておいてほしいのが、ウィメンズモデルに固執する必要はないということ。ウィメンズは一般的に背面長が短く作られているので、それが合う方には最高ですが、身長160cmを超えてくると背面長が足りないケースが出てきます。
肩まわりや胸まわりの作りが女性向けに設計されていることは捨て難いところではありますが、あくまでフィッティングを優先し、メンズモデルの方がしっくりくるならそちらを選ぶのも選択肢であることを覚えておきましょう!長期の縦走や荷物が重い場合などは、デザインより身体に合うことの方が大事なこともありますからね(^^)
好きなブランドで選んで、壁にぶつかった話
ここでボクの失敗を正直に書かせてください。当時のボクは、カリマーが好きでした。硬派な見た目はもちろん、山でもあまり被らないという点でもお気に入り。ボクは身長178cmなので、背面長の長いモデルを選んだつもりで「リッジ30+」を買い、その後「クーガーエイペックス60+」も買いました。
しかし、どちらもしっくりこなかったんです。何をどう調整しても肩が痛くなったり、腰が痛くなったり・・・なぜなら当時のボクは、ショルダースタビライザーの角度やヒップベルトの位置による影響を理解していなかったから。つまり重心と歩きやすさの関係性も理解しきれておらず、「なんとなく合わない」で終わっていて、原因が分かっていなかったんですね。
あとから正しい合わせ方を知って試し直したとき、ようやく気づきました。ボクの体格ではカリマーには適正な位置にフィッティングできるモデルが無いということを。サイズ選びを間違えたのではなく、そもそも選択肢の中に答えがなかったということに驚きが隠せませんでした。
誤解がないようにハッキリ伝えておきたいのは、これはカリマーが悪いという話ではまったくありません。ブランドごとに想定している体格が違うから起きたことです。しかし、「好きなブランドだから」という理由で選び続けることによる弊害を学ぶ良い教訓にはなりました。
ブランドで選ぶのではなく、自分に合うものの中からブランドを選ぶ。この順番をしっかり守るべきだったんですね。
実践|フィッティングのコツ・法則

ここからが本題です。ザックを自分の身体に合わせるには、順番があります。この3ステップを踏めば、店頭で何を見ればいいか迷わなくなるはず!
1ステップ|「自分はMサイズ」という思い込みを捨てる
まずここからです。ザックのS/M/Lという表記は、メーカーごとに定義がまったく違います。
A社でMだった人がB社ではSということも普通にありますし、同じメーカー内でもモデルによって変わることがありますし、モデル改良でサイズ感が変わってしまうことすらあります。洋服のサイズ感覚をそのまま持ち込むと、ほぼ確実に失敗するので注意しましょう!
まずはこの思い込みを、いったん脇に置いてください(^^)
2ステップ|必ず「重りを載せて」試着する
次に大事なのが、試着の仕方です。空のザックを背負っても、フィッティングの良し悪しはほとんど分かりません。荷重がかかって初めて、自分の体型に合っているかどうかが身体に伝わってきます。
多くの登山用品店では試着用の重りを用意してくれているので、遠慮せずにお願いしましょう!実際に山で背負う重さ(日帰りなら5kg前後、小屋泊なら8kg前後)を載せてもらうのが理想的です。
そして背負ったら、その場でしばらく歩かせてもらってください。立っているだけだと分からなかったザックのズレやブレ、そしてベルトの擦れや当たり方が気になるところが出てくるかもしれません。
3ステップ|腰 → 肩 → スタビライザーの順で合わせる
ここが一番のポイントです。フィッティングしていく順番は以下の通り!
- ヒップベルト上部が腰骨(骨盤の出っぱり)の上、約2.5cmあたりにくるようにして締める
- 次に肩ベルトを引いて、肩全体でザックを支える程度に沿わせる(締め過ぎ注意!)
- 最後にショルダースタビライザーでザックを身体に引き寄せ、チェストベルトを取り付ける
荷重の大半を支えるのは肩ではなく腰であることから、まずは腰から位置を決めていくのが成功の秘訣。いきなり肩ベルトを締めてしまうと、ザックが必要以上に上がった状態になってしまうので注意しましょう。
この順番でフィッティングしたうえで、さきほど取り上げた2つのポイントを確認します。ヒップベルトの根本が仙骨にあって腰骨の上(約2.5cm)を包んでいるか?そしてスタビライザーは肩よりも上から(45度〜水平まで)支えているか?
この2つのポイントが同時に成立していれば、そのザックはあなたの体型に合っていると言えるでしょう。どう調整しても肩や腰のどちらかがズレてしまう、そんな場合はもしかするとそのサイズ・モデル・メーカーが合っていないのかもしれません。
サイズ(背面長)を変えてみてそれでも合わないようであれば、潔くモデルやメーカーを変えることを検討しましょう!いくらベルトで調整したりサイズを変えても、根本的なフレームの長さやメーカー独自の構造が変わるわけではないからです。「気に入ったデザインだから・・・」と最終決定をして、山の上で後悔した経験者からのアドバイスです(^^;)
目的別|ザック容量の選び方

フィッティングのコツや法則が分かったところで、皆さんが次に悩むであろう容量の選び方を目的別に見ていきましょう!
| 登山のスタイル | 容量の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 日帰り(歩行5〜6時間まで) | 20〜25L前後 | 登山専用でなくてもOK。普段使いできるものから選ぶ。 |
| 日帰り(6時間超え) | 25L前後 | 水と食料が増えることや、安定感が欲しいので登山向けから選ぶ。 |
| 小屋泊 | 30〜35L | 雨蓋タイプが使いやすい |
| テント泊 | 55L前後 | 初心者は余裕を持たせる |
| 番外編 – フレームレス・UL系 | 総重量 5kg以下 | ベテラン・経験者向け |
日帰り(歩行5〜6時間まで)|普段使いのリュックで十分
低山の日帰りで、歩行時間が5〜6時間くらいまでのコースなら登山専用のザックでなくても大丈夫!ノースフェイス ホットショットのような、旅行や街でも使える普段使い用のリュックで十分に対応できます。
普段使いできるものを選んでおけば、もし登山にハマらなかったとしてもムダにならないので気が楽ですよね!最初の1本としては賢い選び方だと思います(^^)
長時間、歩くなら|25L前後の登山向け
歩行時間が伸びてくると、水や食料の量が一気に増えます。また、6時間を超えてくるコースは岩稜帯といった不安定な道も増えてくる傾向があるので、どんな体制でもザックが安定するヒップベルトのついた「登山向けザック」から、25L前後のモデルを選びたいところ。
ちなみにボクが日帰りで使っているのはカリマーの「contour 27」です。決め手は、30L以下では数少ない背面長が調整できるモデルだったこと。そのうえで重量が1,000gを切る軽量な部類だったので、日帰りにはこれ以上ないと判断して購入しました!
小屋泊なら|30〜35Lで雨蓋つきがおすすめ
山小屋泊を想定するなら、30〜35Lが目安となってきます。上級者であれば20〜25Lで小屋泊してしまう方もいますが、初心者のうちは荷物の整理、コンパクト化に手こずって難しくなるので経験を積んでからにしましょう。
30〜35Lのザックを選ぶときにおすすめしたいのが、雨蓋つきのモデル。容量をある程度拡張できたり、行動中に必要な道具を雨蓋のポケットに入れたりとなにかと便利!
ちなみにボクが小屋泊で使っているのはグレゴリーの「ズール35」。2泊3日以上までを想定しつつ、カメラ機材を持っていくのに必要な最大積載量を考えるとベストな選択肢だったと思っています。背面の通気性の良さや、すでに他のラインナップ(パラゴンやバルトロ)で、グレゴリーが自分の体型に合うことが分かっていたのも大きかったですね。
テント泊なら|55L前後を目安に
テント泊は一気に荷物が増えるので、55L前後が目安になります。上級者は50L以下でもテント泊をこなしてしまいますが、初心者の方には余裕のあるサイズをおすすめします!
余裕を持たせておきたい理由は荷造りと撤収。荷物をコンパクトにするのはスキルも必要になりますし、自宅での荷造りはうまくいったとしても、撤収時にテント場で同じように荷物を収められるとも限りません。もし雨の撤収だとしたら余計に・・・そんなとき容量に余裕があると安心というわけです。
ボクはテント泊を何度か経験し、だいぶ荷物が整理できてきたのでグレゴリーの「パラゴン48」を1泊2日のテント泊用に使っています。この行程がいちばん多いパターンなので、大きすぎず小さすぎない48Lがちょうど良かったのです。2泊3日以上のテント泊では「バルトロ65」の出番。2泊3日となると天候が変わる可能性も出てくるので、少し余裕のある容量を選ぶことで荷物を入れ直すときに慌てずに済むのが助かっています。
総重量もポイント|フレームの有無や最大積載量
容量の話とは別に、必ずチェックしてほしいのが荷物の総重量です。
意外と知られていないのですが、ザックには容量とは別に「最大積載量」が設定されています。これは「このザックが快適に背負える重さの上限」を示すもので、フレームの有無やヒップベルトの強度から決まっています。すべてのメーカーが公表しているわけではないので難しいところですが、容量に入りさえすれば何kg入れてもいい、というわけではないことだけでも覚えておきましょう。
ボクが最初に使っていたノースフェイス「テルス35」で失敗したのがココでした。容量的には入る!と思い込み、カメラ機材や三脚を加えて張り切って登ったところ、ザックが重量をまったく支えきれなくなり、荷重が全部肩にかかって下山する頃には肩が完全に死んでいました(^^;
ちなみにボクがUL系のザックを持っていない理由はシンプルで、「カメラ」を持ち歩くから。フレームレスやヒップベルトを簡略化する影響で、多くのUL系ザックの「最大積載量」が少ない傾向にあることから、ボクの目的の場合はどうしてもUL系は選択肢に入らない(入れることができない)のです。
まとめ|ザックは「自分に合わせる」もの

では最後に、「失敗しないザックの選び方」のポイントをまとめていきましょう!
- ブランドで選ばない。自分に合うものの中からブランドを選ぶ(順番が逆になると遠回り)
- 「登山の目的」「今後の予定」「自分のレベル」の3つの視点を大切にする。
- 荷物の重心が高く、かつ腰に乗ることで、身体が疲れにくく痛くもなりにくいことを理解する。
- サイズ(S/M/L)の定義はメーカーごとに違う。洋服のサイズ感覚は捨てる。
- フィッティングのポイントは2つ。ヒップベルトとショルダースタビライザーの位置!
- 必ず重りを載せて試着。腰→肩→ショルダースタビライザーの順で合わせよう!
- 「腰か肩か、どちらかしか合わない」なら、そのザックは合っていないと割り切る。
- 大きすぎても軽すぎてもダメ。目的に応じてザックの容量やモデルを選ぶ。
今回は登山を始めるときに必ずぶつかる「ザック選び」を、ボクの失敗談を交えながら紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?少しでも皆さんのザック選びの参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう!
こんにちわ!ミケ犬です。 そろそろ夏、真っ盛り。夏といえばキャンプ・・・ではなくてボクにとっては登山シーズンに突入です!夏のキャンプは暑すぎますからね。キャンプは秋冬に取っておきましょう(笑) 登山といえば、まず最初に悩むのが[…]
こんにちわ!ミケ犬です。 秋冬はキャンプ、春夏は登山を楽しんでいるボクですが、「登山って、何が楽しいの?」と聞かれることが、たまにあります。 重い荷物を背負って、何時間もかけて登って、下りてくる。文字にすると、たしかに何が楽し[…]