[レビュー] FLEXTAIL MAX PUMP 3 – エアーポンプはこれが最強。最もオススメなエアポンプ!

こんにちわ!ミケ犬です。寒暖差が激しいGWを過ぎ、夏を感じる日も少なくない、そんな季節がやってきましたね。こうやってアウトドアシーズンが近づいてくると、新しいギアを求める物欲もまた沸々と湧いてくるわけですが・・・(笑)

今回は今やキャンパーや登山家に必須ギアとなった“エアーポンプ” の紹介です!

一昔前はペラペラなマットが主流だった中、キャンプで快適な10cm厚のインフレーターマットが出てきたり、登山に持ち運びやすいコンパクトなエアーマットが発売されたりと、様々なスリーピングマットが登場するようになりました。そんな中、それらを膨らませるためのエアーポンプも小型化かつ高性能化が進んでいます。

そして今回紹介するのは、ミケ犬的にも「これが今の最適解だ!」と自信を持っておすすめできるエアーポンプ「FLEXTAIL MAX PUMP 3」を解説&比較していきます!

FLEXTAIL MAX PUMP 3とは

今回ご紹介するのがこちら、FLEXTAILから新たに発売されたエアーポンプ “MAX PUMP 3” です!

FLEXTAILといえばTiny Repelのようなポータブル蚊よけ器から始まり、ボクの中では様々なスタイルのエアーポンプを作っているブランドというイメージが強いのですが、今回のMAX PUMP 3はそのFLEXTAILの最新作。

他のシリーズに比べて5kPaの強力な空気圧力と、500L/minの高い空気流量が特徴で、それでいてコンパクトかつスタイリッシュなデザインになっています。

 
ミケ犬
スケルトンパーツを使ったデザインや、メカメカしいフォントやロゴがカッコいいよねぇ〜。それだけでも買い!笑

FLEXTAIL MAX PUMP 3の付属品はこの通りです!

アタッチメントは6種類。他に収納袋やUSB-A to USB-C充電ケーブル、そして説明書が付属します。アタッチメントの中には三脚に取り付けるためのアタッチメントも含まれます。アタッチメントはどれも本体の上下どちらにも装着できるようになっているので、小さなランタンハンガーやスタンドにつけるときも汎用性高めです。

 
ミケ犬
三脚用のアタッチメントが付いてくるあたり、キャンプギアのトレンドをしっかり抑えてるな〜って感じがするね!

FLEXTAIL MAX PUMP 3の機能

ではここから、MAX PUMP 3の機能を確認していきましょう!

まずは一番の基本機能であるエアーポンプ。こちらはUSB-C充電口の左側にある「P」のボタンをWクリックすることで作動します。通常はハイパワーモードとして500L/minの最大流量で空気を送り込みますが、長押しすると300L/minのローパワーモードに切り替えることができます。ちなみに一般的なエアーポンプがだいたい170L/min前後であることを考えると、ローパワーモードでも2倍、ハイパワーモードでは3倍近い空気流量であることが分かります。このサイズで凄まじい!

エアーポンプの連続使用時間はハイパワーモードで25分、ローパワーモードで60分となっています。十数枚のマットを同時に膨らますことは考えにくいので、これだけバッテリーが持続するなら心配はありませんね。なお充電用としてUSB-Cはついていますが、モバイルバッテリー機能はついていませんのでご注意くださいね!

 
ミケ犬
ミケ犬的にはLEDランタンやエアポンプのバッテリーは温存しておきたいから、モバイルバッテリー機能は無くてヨシ!

次に紹介するのはLEDランタンとしてのライト機能です!

MAX PUMP 3では、USB-C充電口の右側にる「L」ボタンをWクリックすることでONにすることができます。写真はMAX光量の300ルーメンの状態ですが、通常は200ルーメン(三角LED) → 100ルーメン(長方形LED) → 300ルーメン(LED両方)といった順番で切り替えていくことができます。なお、200ルーメン(三角LED)モード時には、Lボタンを長押しすることで光量を無段階で調整することもできます。

公式ページによると最大の300ルーメンで4時間。つまり100ルーメンで約12時間、200ルーメンで約6時間もつ計算になるので、メインランタンのバッテリーが切れてしまったときのサブとして十分頼り甲斐がありますね!

LEDの色味は4500Kということでホワイト、寒色系です。FLEXTAILのエアーポンプはすべてそうなのですが、これが切り替えられたり暖色系だったら良いのになぁ〜・・・と毎回思ってしまいます(^^;;

 
ミケ犬
寒色系だと文字とかは見やすいんだけどね。暖色系の方が雰囲気は出るよね〜

今やデフォルト?と言っても過言ではない、カラビナ機能もしっかりついています!

デフォルトとは言っても、MAX PUMP 3のカラビナ部分は良く設計されていて、ご覧の通り折り畳まれたカラビナを引き伸ばすことで本体とポール・テントが干渉しないようにデザインされています。

 
ミケ犬
どこかエ○ァンゲリオンを思わせるフォントとデザイン・・・うん、フツーにカッコいい!笑

一般的なエアーポンプとMAX PUMP 3を比較

最後は一般的に普及してるであろうエアーポンプと、今回のFLEXTAIL MAX PUMP 3を比較していきましょう!

比較相手に選んだのはPRIME CAMPのエアーポンプ。Amazonでもよくベストセラーに選出されており、セールの回数も多め。さらにこの形状と性能はほぼ全ての一般的なエアーポンプに共通しているので、良い比較対象かなと思いました。

サイズはMAX PUMP 3が84×48×48mm、PRIME CAMPが60×47×47mmということで直径はほぼ同じですが、高さにおいてはMAX PUMP 3が24mmほど大きいということになります。重量はMAX PUMP 3が約122g、PRIME CAMPが約94g(フタがない状態)で、これもMAX PUMP 3の方が少し重くなる結果です。

どうしてもパワーと機能の面で優れるMAX PUMP 3が大きく重たくなりがちですが、このあと紹介する性能差を考えたら許容範囲内かなと思います!

では早速、エアーポンプとして最大の見せ場となるインフレーターマットを膨らませて比較してみましょう!今回は実際にファミリーキャンプに行き、普段から愛用している「コールマン インフレーターマットハイピーク/ダブル」で比較しました。ハイピークシリーズは10cm厚、しかも今回はダブルサイズなので、エアーポンプとしてはかなりパワーが必要なシーンとなったはずです。

まず一般的なエアーポンプの空気流量は170L/min前後で、MAX PUMP 3の3分の1ほどになります。実際にハイピーク/ダブルを膨らませてみたところ、だいたい1分半ほどでしっかり膨らみました。

まぁインフレーターマットは使用頻度や収納方法でも膨らむスピードは変わってくるので、参考程度にしていただければ幸いです(^^)

さぁ、ではここで今回の主役FLEXTAIL MAX PUPM 3の登場です!一般的なエアーポンプの3倍を誇る空気流量の実力はいかに・・・結果、約30秒前後でパンパンに膨らみました!500L/minの空気流量はダテじゃない(@_@)

次の日にはアタッチメントを逆側につけてマットを萎ませてみましたが、これも早い早い・・・マット収納のストレスがかなり軽減する手応えがありました!

また作動音についても好感触で、一般的なエアーポンプが「キーン」という耳につく音なのに対し、MAX PUMP 3は「シュイーン」という感じで、決して小さな音ではありませんが、あまり耳が痛くならない音だったのが印象的です。

FLEXTAIL MAX PUMP 3 まとめ

今回の記事では、FLEXTAILから新発売された “MAX PUMP 3” を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

無骨なデザインとコンパクトさを両立しながらも、一般的なエアーポンプの3倍近い空気流量を誇る性能。そしてLEDランタンとしても使える汎用性。これらを総合的に考えると、迷ったらコレを買っておけば間違いなし!と言えるエアポンプではないでしょうか?╭( ・ㅂ・)و ̑̑ 

注意点として、FLEXTAILの他のエアポンプシリーズ「MAX PUMP 2 PRO」にあったモバイルバッテリー機能や、「TINY PUMP 2X」にあった防水性能がMAX PUMP 3には無いことについては覚えておく必要がありそうです。

とはいえ見た目ヨシ、性能ヨシの素晴らしいエアーポンプだと思いますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです!最後までお読みいただき、ありがとうございました!