キャンプの醍醐味といえば「火」
そうです。火と戯れることがキャンプの使命だと考えています。(大袈裟
焚き火ももちろんですが、キャンプギアの中で欠かせない「光」であり「火」でもあるランタン。その中でもサイトの雰囲気を左右するテーブルランタンを今回は取り上げ、個人的にオススメしている3種を比較、ご紹介していきます!
今回、比較するランタン3種
では、今回ミケ犬がご紹介する3種類の癒し系ランタン、テーブルランタンをまずは紹介します!
左から「SOTO Hinoto」「コールマン ルミエールランタン」そして「フュアハンド ベイビースペシャル276」となっています。
今後の記事で、各製品の細かいレビューや使い方をご紹介していく予定ですが、今回はそのサイズ感や光量、使い勝手をメインに紹介し、検討中の方の参考になれば嬉しいです!
今回はとくに「サイトの雰囲気を作る癒し系ランタン」というテーマを重視していますので、LPガスランタンやガソリンランタンのような光量のあるタイプは選択肢に入っていません。また「火と戯れたい」のでLEDランタンも除外していますので悪しからず・・・。
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それぞれの灯を見てみよう!
まずは単体で、各製品の「灯」を見ていきましょう。こちらはSOTO Hinotoです。まだ発売されたばかりの新製品です。
今回の3つの中では一番コンパクト。カートリッジへはCB缶・OD缶など、様々なガスカートリッジから充填できるのが特徴です。もちろん本体部分をOD缶に直接接続して使うこともできるのですが、ルミエールランタンと役割がかぶってしまうので今回はあえてしませんでした。また、このカートリッジを使用することでHinoto最大の武器が・・・後ほどご紹介!
風を受けてゆらゆら動く姿はルミエールランタンの燃え方と似ていますが、カートリッジを使用しているので火の大きさは小さめです。よって他のランタンに比べると、強い風によって消えてしまうシーンもチラホラ・・・。またコンパクトなサイズと引き換えに、3つの中では一番燃焼時間が短い計算になります。
写真のホヤ、少し曲がってますね・・・ちゃんと装着できてなかった。すいません(泣)
次にテーブルランタンの代名詞、コールマン ルミエールランタンの登場です。ゆるキャン△でも登場した有名なランタンですね。
こちらもHinoto同様、風を受けてゆらめく姿にとても癒されます。使用するのはOD缶なので火もつきやすいですし安定しています。また、Hinotoと違い、最上部が小さくすぼむ形状になっていることも効果があるのか、強い風が吹いても消えてしまう様子はありませんでした。
アンティーク調な形状がいかにもテーブルランタン!という形で可愛いのですが、専用ケースはあるものの、その取り扱いには慎重にならざるを得ません・・・。
最後にご紹介するのはフュアハンド ベイビースペシャル276です。別名ハリケーンランタン。
テーブルランタン、というにはちょっと大きめのサイズ感。しかし、3つの中では一番光量があります。(とはいえソロキャン向けの範囲しか照らせませんが・・・)ハリケーンランタンと呼ばれるほど風に強いので、Hinotoやルミエールランタンに比べると、良くも悪くもほとんど火が揺れません。まったく揺れない、というわけではないのですが、あくまで他と比べると「灯を眺める」という点においては物足りなさを感じました。
Hinotoやルミエールランタンと違い、灯油・パラフィンオイルを使用しますので液漏れなどには要注意!また、オイルを吸い上げて燃えるための「芯」の交換といったメンテナンスも必要になります。ただ、その燃焼時間の長さはお墨付き。取っ手も付いていますので、ランタンハンガーにぶら下げたり、暗いキャンプ場を歩くようなときに持ち運ぶことが可能です。
テーブルランタン枠で紹介していいのか?という疑問は残りますが・・・まぁそこは、ね(笑
3つのランタンを並べて点火してみました!いいですね〜。素敵。(自己満バンザイ
参考までに、Hinotoはほぼ最大火力。ルミエールランタンとフュアハンドは中の下ほどで調整しています。つまり後者の2つはさらに火を大きくする余力があることは念の為お伝えしておきます。まぁあまり光量を求めるランタンではないので、いずれにせよこのくらいが雰囲気があってちょうどいい火の大きさだとは思いますが・・・。こうやってみると、改めてHinotoがいかにコンパクトなのかがよく分かりますね。
ではここからは、僕の独断と偏見で(笑)それぞれどんな用途にオススメなのか、まとめていこうと思います!
SOTO Hinotoのオススメ用途
断然コンパクトなテーブルランタンであるSOTO Hinotoは、サブランタンとして優しい灯を追加したい人にオススメです!手持ちのCB缶、OD缶、いずれからも充填できるのはサブランタンとして優秀ですよね。
そして何より・・・Hinoto 最大の武器はカートリッジ底部にあるネジ穴です。
そう。ネジ穴。
これがあることで、写真のようにZEROPOD38やカメラ三脚といったものにランタンが装着できるようになるのです!ZEROPOD38や三脚と組み合わせることで、テーブルの上が使いやすくなり、さらにHinotoの弱点である倒れやすさも解消することもできます。
LEDランタンにこういった仕組みのものはありますが、本物の「火」を使ったランタンで可能になったのはHinotoが初めてだと思います。僕はこの組み合わせがしたくて、それぞれの製品を買ったようなものです。
なので僕は、ソロキャン用ランタンとしてSOTO Hinotoを持ち物リストに入れています!
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コールマン ルミエールランタンのオススメ用途
では、コールマンのルミエールランタンは?というと、ファミキャン用ランタンとして使っています。
何よりカワイイその見た目。そして揺らめく灯。子どもや妻が見て喜んでくれるという点も大きいですが、ファミキャンではコールマンのノーススター2500をメインランタンにしているので、基本的にOD缶を持ち運んでいるというのも判断基準になりました。
また、OD缶の形状のおかげで倒れにくい構造もポイントです。Hinotoはその形状から、ちょっとしたことで倒れやすいのでファミキャンでは気を遣うんですよね・・・。また、メンテナンスもほとんどいらないので、そういう点でもファミリー向けかなぁと思う次第です。
ファミキャンのギア選びは安全性や使い勝手が優先順位としては高いですが、ルミエールランタンのような「ホンモノの火」がテーブルにあるとグッと雰囲気が出ますので、個人的にはとてもオススメです!
フュアハンド ベイビースペシャル276のオススメ用途
最後にフュアハンド ベイビースペシャル276ですが、こちらもソロキャンプ用として持ち物リストに入っています。
ファミキャンではどうしてもサイトレイアウトが広くなるので、ランタンが照らす領域も必然的に広くなり、ノーススターのような光量のあるランタンが必要になります。しかし、ソロキャンとなると求められるものが変わって、自分の周りを照らしてくれれば十分!そんな考えのもと、ソロキャンはこのフュアハンド、Hinoto、そして焚き火の光でサイトを照らし、LEDランタンはトイレの時やテント内の照明として使っています。なるべく本物の火で自分の周りを囲む!のがこだわり。
また、ファミキャンは子どもたちとの時間を過ごすことがメインになりがちですが、ソロキャンはお気に入りのギアとの時間がメインだと勝手に思っているので(笑)フュアハンドのような見た目で楽しめるギアはソロキャン向けかな、なんていう思いもあります。
フュアハンド ベイビースペシャル276は多少メンテで手間はかかるものの、ギア心を満たしてくれることは間違いありません!カラーも様々なものが登場していますので、お気に入りをぜひ見つけてみてください!
最後に・・・
癒し系テーブルランタンの比較、いかがでしたでしょうか?:)
細かい使い方や仕様については、それぞれのレビュー記事を参考にしていただくとして、今回はどんな用途に向いているのかをメインに比較、ご紹介させていただきました!
もちろん、今回紹介したもの以外にも様々なランタンが存在します。その中でも、扱いやすさや特徴のある3つを選んで紹介したつもりですが・・・少しでもみなさんのランタン選びの参考になれば嬉しいです!
では、次回の記事でお会いしましょう。最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!